2024 ツアー・オブ・オーストリア第4ステージ　クイーンステージの勝者は意外にも?

公式サイトの説明では、第4ステージがクイーンステージとなっている。

明日の最終ステージも登りゴールなので、ここで完全に大きなタイム差がつかない限り、トップの行方はまだわからない。

 

第4ステージ   ザンクト ヨハン アルペンドルフ～カルス　151.7km

 

今年グロックナー王の戴冠式も行われる標高2,428mのフシャートールルを登り、さらに、ツアーの屋根となる標高2,504mのホッホトールを越える。

最後のゴールも、グロースグロックナー山の麓にある登山村カルスまでの12kmの登りが始まる。ゴール前の500mの上り坂を制するのは単独なのか、少人数のスプリントとなるのか。

 

1. スプリントポイント　フッシュ
2. 超級山岳　フッシャー トール (17.5 km・8.8%)
3. 2級山岳　ホッホトール (3.8 km・6.1%)
4. 3級山岳　イゼルベルク (5.5 km・5.8%)
5. スプリントポイント　リエンツ
6. 1級山岳　カルス (12.4 km・4.1%)

 

スタート前

主催者は、フィリッポ・ガンナに初日からリーダージャージを着用して貰いたかったのでは。

 

昨日のステージで、ゴール手前まで逃げていた、ベルヘ・ウェライ・ハゴスも注目。今回のTeam Jayco AlUlaのエースナンバー。22歳のエリトリア人。

 

ニュートラルスタート。

 

ディエゴ・ウリッシは、リーダージャージだけど、超級山岳で残れるのか。

 

オフィシャルスタート。

 

残り130kmだけど逃げは出来ていない。山岳に入ってからかな。

 

Alpecin-Deceuninckのミヒャエル・ゴグルがアタック。

 

ミヒャエル・ゴグルは捕まって、またアタック合戦に。

 

少し、集団の前に出た。

 

スプリントポイント　フッシュ

VF Group – Bardiani CSF – Faizanèのサミュエル・ゾッカラートがトップ通過。12人が抜け出している。

 

先頭は5人に。

 

先頭は4人に。

1. サミュエル・ゾッカラート　VF Group – Bardiani CSF – Faizane
2. ミヒャエル・ゴグル　Alpecin-Deceuninck
3. オスカル・リースベーク　Alpecin-Deceuninck
4. アンドレ・ドレッジ　Team Coop – Repsol

 

残り95km。先頭の4人のメンバーが変わっている。

1. サミュエル・ゾッカラート　VF Group – Bardiani CSF – Faizane
2. ジョナス・ラップ(Hrinkow Advarics)
3. ミヒャエル・ゴグル　Alpecin-Deceuninck
4. アンドレ・ドレッジ　Team Coop – Repsol

 

超級山岳　フッシャー トール (17.5 km・8.8%)

二人が頂上手前で抜け出している。

1. サミュエル・ゾッカラート　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè
2. ジョナス・ラップ(Hrinkow Advarics)

 

2,000mを越えて、ポイントはまだ先。

 

ポイント前のダッシュで、サミュエル・ゾッカラートはペダルが外れてしまう。

 

トップ通過。

 

3番手も通過。次はAlpecin-Deceuninckのミヒャエル・ゴグル。

1. ジョナス・ラップ(Hrinkow Advarics)　15ポイント
2. サミュエル・ゾッカラート　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　10ポイント
3. Philipp Hofbauer(WSA KTM Graz)　8ポイント
4. ミヒャエル・ゴグル　Alpecin-Deceuninck　6ポイント
5. オスカル・リースベーク　Alpecin-Deceuninck　4ポイント

 

サミュエル・ゾッカラートが追いつかないので、単独。

 

集団も通過。

 

10秒差からようやく追いつく。

 

 

先頭は二人に戻る。

 

残り47km。集団とは6分以上離れている。サミュエル・ゾッカラートは、今日は最後まで協力したほうが良い。

 

1分20秒遅れで追っている。

1. Philipp Hofbauer(WSA KTM Graz)

 

3級山岳　イゼルベルク (5.5 km・5.8%)

3位通過。

 

スプリントポイント　リエンツ

サミュエル・ゾッカラートがトップ通過。

 

 

3番手で通過するが、集団が後ろに見えている。

 

集団は3分48秒差に。3番手で逃げていた選手は最後尾に。

 

残り23kmで3分23秒差。

 

残り17km。タイム差は2分18秒に。

 

残り14km。Team Jayco AlUlaのルーク・プラップがけん引。

 

少し足が重たくなってきたか。

 

1級山岳　カルス (12.4 km・4.1%)

先頭は最後の1級山岳に。

 

残り10kmで先頭の二人が捕まった。

 

残り8km。Team Jayco AlUlaが引く。

 

残り7km。結構な人数がいる。これはスプリントだ。

 

残り5km。

 

まだ、Team Jayco AlUlaが引いている。

 

おっと、 INEOS Grenadiersのフィリッポ・ガンナがアタック。

 

2番手はディエゴ・ウリッシ。

 

フィリッポ・ガンナがカーブを切りこんでいく。

 

2位はUAE Team Emiratesのディエゴ・ウリッシだが、まくれるか。

 

ディエゴ・ウリッシでも、フィリッポ・ガンナのスピードにはかなわない。この差だ。

 

フィリッポ・ガンナが猛烈なスピードでゴールに。

 

ゴール手前で、もう上半身を起こしている。

 

ゴール手前から勝利を確信。

 

フィリッポ・ガンナがついにステージ優勝だ。

 

フィリッポ・ガンナは2024 ジロ・デ・イタリア第14ステージの個人タイムトライヤル、イタリア選手権個人タイムトライヤルに続いて今シーズンの3勝目。

ロードレースでの勝利というのは久しぶりだ。2位はディエゴ・ウリッシ。総合リーダージャージをキープだ。

だが、明日の最終ステージが開催されるのかは不明となっている。これは悲しい事故があったためだ。

 

リザルト

優勝したフィリッポ・ガンナのコメント

3日間の集中的なレースでよく眠れなかったけど、今朝はチームメイトを助けようと思って目が覚めた。みんなと一緒にバスに飛び乗ったとき、DSが『ピッポがラスト2kmで集団に入れば、自分のレースもできるかもしれない』って言ったんだ。

よし、やってみようと思った。結局、みんな脚を痛めながらゴールしたので、僕にとっても、チームメイトにとっても、勝つためのいいチャンスになった。

今日は本当にうれしい。今週は僕にとってもチームにとっても、2位と2勝という本当にいい1週間だった。素晴らしい1週間だったし、明日はGCに向けてまた向上していきたい。

 

第4ステージ　リザルト

表彰式はとりやめ

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞