2024 チェコツアー第3ステージ　クイーンステージで驚きの勝者が!

第2ステージの頂上ゴールでは、UAE Team Emiratesのマルク・ヒルシが素晴らしいスパートで制覇。

総合2位は、UAE Team Emiratesのディエゴ・ウリッシなので、チームは有利に今後のステージを展開できる。

 

第3ステージ　トシェボヴァ～ロングスロープ 　134.5km

 

周辺では最も高い山がゴール地点となる。獲得標高ならば、昨日のほうが多いが公式サイトでは、こちらがクイーンステージだと言っている。

長いし、勾配も厳しい最後のゴールで総合が決まってきそうだ。

 

1. スプリントポイント　Loštice
2. 2級山岳　Mladonov (6.2 km・4.3%)
3. 1級山岳　ロングスロープ (12.3km・6.7%)

 

スタート

UAE Team Emiratesはマルク・ヒルシを守る。マルク・ヒルシは結構背が低い。

 

 

クラマーでは、Red Bull-BORA-hansgroheのセルジオ・イギータが実力ありだ。

 

Soudal – Quick Stepのジュリアン・アラフリップは出番なしか。

 

マルク・ヒルシはリーダージャージを守れるか。

 

ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタート。

 

Team Polti Kometaのエリック・フェッターなど4人が飛び出すが決まらず。

 

6人の逃げ

残り116kmで6人の逃げ。

1.  Mráz Daniel (Elkov – Kasper)
2.  Christie-Johnston Alastair (CCACHE x Par Küp)
3.  アレッサンドロ・ファンチェッルー (Q36.5 Pro Cycling Team)
4.  Serrano Javier (Team Polti Kometa)
5.  Van Tricht Floris (Israel Premier Tech Academy)
6.  Wertz Hugo (Bingoal WB)

 

スプリントポイント　Loštice

コンチネンタルチームのライダーがスプリントポイントを獲得。

 

16人の逃げ

先頭は16人となっている。

 

リーダーのマルク・ヒルシは集団後方。

 

残り39kmでタイム差は1分。

 

2級山岳　Mladonov (6.2 km・4.3%)

ポイントを通過。

1. Lukáš Kubiš(Elkov – Kasper)　6ポイント
2. セドリック・バッケ・クリストファーセン　TDT – Unibet Cycling Team　4ポイント
3. カスパー・アスグリーン　Soudal – Quick Step　2ポイント

 

集団はTeam dsm-firmenich PostNLが引いている。

 

先頭から3人が抜け出す。

1. トマス・コペッキー　TDT – Unibet Cycling Team
2. Lukáš Kubiš(Elkov – Kasper)
3. Alastair Christie-Johnston(CCACHE x Par Küp)

 

UAE Team Emiratesのルイ・オリヴェイラが先頭に追い付く。

 

逃げを諦めたカスパー・アスグリーンなどは集団に戻る。

 

ルイ・オリヴェイラは抑えなので先頭交代に入らない。残り22kmで1分2秒差。

 

逃げていたTudor Pro Cycling Teamのヤニス・ヴォワサールも捕まりそう。

 

集団は INEOS Grenadiersのコナー・スウィフトが引いて30秒差に。

 

残り16km。後ろに集団が見えてくる。

 

残り15km。そろそろ捕まりそう。

 

3人は捕まり、UAE Team Emiratesのルイ・オリヴェイラだけが逃げを続ける。

 

第1ステージ優勝、ポイント賞ジャージのルーク・ランペルティはもう切れている。

 

残り12km。ルイ・オリヴェイラも集団に捕まる。

 

Team Visma | Lease a BikeとIntermarché – Wantyが集団先頭に。

 

1級山岳　ロングスロープ (12.3km・6.7%)

ようやくUAE Team Emiratesが先頭に集まる。

 

残り10km。マルク・ヒルシはしっかりと前にいる。

 

Intermarché – Wantyのケヴィン・コレオーニがアタック。

 

 

追走は、Team Visma | Lease a Bikeのトーマス・グローグ。

 

トーマス・グローグが追いつく。

 

トーマス・グローグがケヴィン・コレオーニを抜いていく。

 

Tudor Pro Cycling Teamのマルコ・ブレンナーが仕掛ける。

 

トーマス・グローグは、実に1年ぶりのレース出場。

 

残り4kmで20秒のリード。

 

ディエゴ・ウリッシがマルク・ヒルシを引く。

 

トーマス・グローグはファンの声援にこたえる余裕もある。

 

ディエゴ・ウリッシが切れたのでマルク・ヒルシが先頭で引くしかない。

 

後ろに見えてきた。

 

残り3km。一旦下っている。

 

下りでリードを広げたか。

 

ディエゴ・ウリッシが戻って先頭を引く。

 

Uno-X Mobilityのアンドレアス・レックネスンがアタック。追走に出た。

 

かなり遠くにアンドレアス・レックネスンが見える。

 

ケヴィン・ヴェルマーケのアタックにマルク・ヒルシが反応。

 

マルク・ヒルシがカウンターアタック。

 

マルク・ヒルシが単独で追う。

 

トーマス・グローグの勢いは衰えない。これは～。

 

見事ゴールエリアまでかえってきた。

 

なんと最後まで持つとは思っていなかった。

 

約1年ぶりに復帰してプロ初勝利をあげてしまうなんて。

 

残り4kmからのアタックは早すぎると思ったのだけど、リードが崩れることはなかった。最後に少し下りの部分があったのが助かった。

 

本人もまさかといった感じだけど、見ていたこちら側のほうがびっくりだ。

 

マルク・ヒルシは8秒差にステージ2位でリーダージャージをキープに成功。3位にはディエゴ・ウリッシが入りUAE Team Emiratesが、以前総合1位と2位を占めている。

 

リザルト

優勝したTeam Visma | Lease a Bikeのトーマス・グローグ

こんなことはまったく予想していなかった。僕にとっては、ここでスタートしたことがすでに勝利だったんだ。だから、ここで優勝できたことは大きなボーナスだよ。

昨年8月に車にはねられ、膝頭を骨折しましたね。約1年の療養を経て、チェコ共和国でのレース復帰を果たしました。

僕を支えてくれたすべての人に感謝したい。信じられないほど困難な1年だった。幸運なことに、私の周りには素晴らしい人たちがいて、私を支えてくれた。

彼らがいなければ、私はここに立っていなかっただろう。今シーズン、もっと素晴らしいものを見せられることを願っている。

 

第3ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞