2024 クリテリウム・デュ・ドーフィネ第1ステージ　開幕ステージを制したのは?

ジロ・デ・イタリアが終わって、次はツール・ド・フランス。

そのツールの前哨戦のレースとして総合系のライダーが集まる クリテリウム・デュ・ドーフィネが開幕。Critérium du Dauphiné(2.UWT)

クリテリウム・デュ・ドーフィネの総合優勝者がツールを制覇したのは12回。(ランス・アームストロングを除く)。ここで優勝すれば、ツールでも良い成績を出すのは間違いない。

前回優勝のヨナス・ヴィンゲゴーはいないが、プリモッシュ・ログリッチとレムコ・エヴェネプールが激突する。

 

過去の優勝者は

• 2023    ヨナス・ヴィンゲゴー
  
• 2022    プリモッシュ・ログリッチ
  
• 2021　リッチー・ポート 
• 2020　ダニエル・マルティネス
• 2019　ファビオ・ヤコブセン
• 2018　ゲラント・トーマス
• 2017　ヤコブ・フルサン
• 2016　クリス・フルーム
• 2015　クリス・フルーム
• 2014　アンドリュー・タランスキー
• 2013　クリス・フルーム
• 2012　ブラットリー・ウイギンズ

 

第1ステージ  サン・プルサン・シュル・シウール – サン・プルサン・シュル・シウール   172.5km 

 

第1ステージはスプリンターの出番。30kmのローカルラップを走ってからフニッシュに向かう。

 

1. 4級山岳　Côte de Jenzat (1.5 km・6.3%)
2. 3級山岳　Côte de Gannat (2.4 km・6.2%)
3. 3級山岳　Côte de Chouvigny (2.4 km・7.8%)
4. スプリントポイント　Chantelle

 

注目のライダー

• Team Visma | Lease a Bike　セップ・クス、ステフェン・クライスヴァイク、クーン・ボウマン、マッテオ・ヨルゲルソン、クリストフ・ラポルト、ティシュ・ベノート、ディラン・ファンバーレ
• UAE Team Emirates　フアン・アユソー、パヴェル・シヴァコフ、マルク・ソレル、ティム・ウェレンス、ニルス・ポリッツ
• Decathlon AG2R La Mondiale Team　クレマン・ヴァントゥリーニ、サム・ベネット、オリバー・ナーセン
• BORA – hansgrohe　プリモッシュ・ログリッチ、ジェイ・ヒンドレー、アレクサンドル・ウラソフ、マッテオ・ソブレロ
• Soudal Quick-Step　レムコ・エヴェネプール、ミケル・ランダ、イラン・ファンワイルダー
• Lidl – Trek　ジュリオ・チッコーネ、テイオ・ゲイガンハート、マッズ・ピーダスン
• Uno-X Mobility　オドクリスティアン・エイキング、マグナス・コルトニールセン
• Bahrain – Victorious　サンティアゴ・ブイトラゴ、ジャック・ヘイグ、アントニオ・ティベッリ、フレッド・ライト
• Groupama – FDJ　ダヴィ・ゴデュ、ヴァランタン・マデュアス
• INEOS Grenadiers　カルロス・ロドリゲス、ミハウ・クフィアトコフスキ、ジョシュア・ターリング
• Cofidis　ギョーム・マルタン、ゴルカ・イサギレ
• Movistar Team　ダヴィデ・フォルモロ、イバン・ガルシア、イバン・ソーサ、オイエル・ラスカノ
• Team dsm-firmenich PostNL　ワレン・バルギル
• Arkéa – B&B Hotels　クレマン・ヴァントゥリーニ、フロリアン・セネシャル
• Lotto Dstny　アンドレアス・クローン、ミラン・メンテン
• EF Education – EasyPost　ニールソン・ポーレス
• Intermarché – Wanty　ルイス・メインチェス、ゲオルク・ツィンマーマン
• Team Jayco AlUla　クリス・ハーパー
• Alpecin – Deceuninck　トビアス・バイアー、ジェイソン・オズボーン
• Astana Qazaqstan Team　ロレンツォ・フォルトゥナート、イーデ・シェリング、アロルド・テハダ
• Israel – Premier Tech　ヤコブ・フルサン、クリス・フルーム、ディラン・トゥーンス、デレク・ジー
• Q36.5 Pro Cycling Team　カールフレドリク・ハーゲン

 

スタート

ニュートラルスタート。

 

二人の逃げ

二人が逃げている。

1. マーク・ドノヴァン　Q36.5 Pro Cycling Team
2. マティス・ルベール　Arkéa – B&B Hotels

 

残り76.8kmで3分10秒差。集団は、Decathlon AG2R La Mondiale Team、Lidl – Trekが引いている。

 

残り2周

先頭二人は残り2周に。

 

集団は2分58秒差で通過。

 

最後尾は、Team Jayco AlUlaのクリス・ハーパー。

 

少ないスプリンターステージをLidl – Trekのマッズ・ピーダスンは勝ち取ることができるのか。

 

サム・ベネットはパンク。今シーズン、調子を取り戻してダンケルク4日間で4勝。総合優勝も決めている。

 

レムコ・エヴェネプールは、集団復帰中。

 

残り31.4km。タイム差は1分18秒差に。

 

残り1周

1分16秒差で残り1周に。

 

集団は猛烈なスピードで走っている。

 

Team dsm-firmenich PostNLのエンツォ・パレーニがパンク。

 

あっと、落車。

• ケニー・エリッソンド (Cofidis)
• ルカ・ベルガリート (Alpecin – Deceuninck)
• ジェームス・フェラン　Q36.5 Pro Cycling Team

 

落車したケニー・エリッソンドは集団に復帰。Q36.5 Pro Cycling Teamのジェームス・フェランは落車の影響でリタイヤしている。

 

残り16.1kmで先頭の二人は捕まった。

 

Alpecin-Deceuninckのルカ・ベルガリートが落車の影響か、バイク交換。

 

UAE Team Emiratesのニルス・ポリッツがアタック。

 

キレが良いけど、どうか。

 

二人がジョインした。

 

残り10.1kmで捕まった。

 

EF Education-EasyPostのヨナス・ルッチがアタックするが、スプリンターチームが許さない。

 

残り7.9km。60km/hオーバーの猛烈なスビードで進んでいる。

 

広い道路でやや下っており、ペースが速い。

 

スプリントの位置取り。

 

マッズ・ピーダスンは、左側。サム・ベネットは右側にいる。

 

残り1.1km。Lidl – Trekのアレックス・キルシュがマッズ・ピーダスンのためのレットカーペットを引く。

 

 

ライアン・ギボンズのリードアウトからマッズ・ピーダスンが発射!

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamのサム・ベネットがまくりにくる。

 

 

好調なサム・ベネットがまくるか。

 

マッズ・ピーダスンにサム・ベネットが並びかける。

 

さらに、Intermarché – Wantyのユーゴ・パージもきている。

 

さあ、並ぶか。

 

いや、ゴールライン手前でマッズ・ピーダスンが勝利を確信。

 

両こぶしを突き上げて、マッズ・ピーダスンがゴールだ～!

 

見事に、マッズ・ピーダスンがクリテリウム・デュ・ドーフィネの初日を飾った。

 

ジロ・デ・イタリアのLidl – Trekトレインも強かったが、ツール・ド・フランスに向かうLidl – Trekトレインは、更に磨き上げられている。

 

マッズ・ピーダスンが初日のリーダージャージも獲得となった。

 

後ろでは、ライアン・ギボンズも勝利のバンザイ。見事すぎる。

 

山岳賞は、Q36.5 Pro Cycling Teamのマーク・ドノヴァン。新人賞はIntermarché – Wantyのユーゴ・パージ。マッズ・ピーダスンは、リーダージャージで明日出走する。

 

リザルト

マッズ・ピーダスンのコメント

今年、フランスの地でたびたび優勝しており、フランスのレースを楽しんでますか?

フランスのレースは小さなものから大きなものまで、すべてよくオーガナイズされている。だからここでのレースを楽しんでいるんだ。

カルロス・ベローナは速いオープニングをうまくコントロールし、アレックス・キルシュは完璧なリードアウトを見せた。でも、ライアン・ギボンズとトムス・スクインシュも今日はよく走ってくれた。完璧なリードアウトと言えるだろう。

ツール・ド・フランスを前にして、勝てたことについて?

勝つたびに自信がつく。それに、僕は勝つために自転車を漕いでいるんだ。明日はおそらく僕には難しすぎる。

第5ステージまでここにいるのは、我々のクラス分けライダーであるテイオ・ゲイガンハートとジュリオ・チッコーネを守るためだ。明日は、黄色いリーダージャージに敬意を表し、責任を負う。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞