2022ブエルタ・ア・アンダルシア第3ステージ ゴールは若者が制覇!

第2ステージで総合トップに立ったのはUAE Team Emiratesのアレッサンドロ・コーヴィ。

ただ、タイム差は少ないので安心できる立場ではない。最終ステージの登りゴールまではリーダージャージをキープしたいところだ。

なお、ロシアのGazprom – RusVeloとHuman Powered Healthはチームからコロナ発生でレースから撤退。

 

第3ステージ ルセナ～オトゥラ152.6 km

 

スプリンターが活躍出来るかというと少し厳しいコース。

ゴール手前にも、400mだけど9.2%の勾配の登りがある。さらにゴール手前1kmからは少し登っている。パンチャーが有利かも。

 

1. スプリントポイント　Rute 4.3km・4.0%
2. 3級山岳 アルトデエルイゲラル  3.9km・7.1%
3. 3級山岳　Puerto del Morron  5.2km・5.3%
4. 2級山岳　プエルトデトコン　4.7km・6.0%
5. 3級山岳　アルトデカシン  7.6km・3.9%
6. スプリントポイント　Ventas de Huelma

 

4人の逃げ

今日も晴れの中スタート。

 

逃げたいメンバーは前に集結。

 

逃げが決まったのは4人。

1. 137 BARRENETXEA Jon (Caja Rural – Seguros RGA)
2. 152 AZURMENDI Ibai (Euskaltel – Euskadi)
3. 154 ISASA Xabier (Euskaltel – Euskadi)
4. 192 LÓPEZ-CÓZAR Juan Antonio (Burgos-BH)

 

タイム差は一時7分近くまで広がる。

 

2級山岳　プエルトデトコン　4.7km・6.0%

登りで先頭は3人に。

1. 137 BARRENETXEA Jon (Caja Rural – Seguros RGA)
2. 152 AZURMENDI Ibai (Euskaltel – Euskadi)
3. 154 ISASA Xabier (Euskaltel – Euskadi)

 

アレッサンドロ・コーヴィを引いて、UAE Team Emiratesが先頭を固める。

 

集団からレナード・ケムナがアタック!

 

レナード・ケムナは、先頭の二人に追いつきそうだ。

 

レナード・ケムナは、一気に先頭二人をパス。

 

集団もレナード・ケムナに追いついた。

 

ここで、サイモン・イェーツがアタック!

 

サイモン・イェーツは、一気に後続を引き離す。

 

だが、そこに3人が追いつく。

1. ミケル・ランダ　Bahrain Victorious
2. エディ・ダンバー　INEOS Grenadiers
3. サイモン・イェーツ　Team BikeExchange – Jayco
4. ミゲルアンヘル・ロペス　Astana Qazaqstan Team

 

さらに後方から、マウリ・ファンセヴェナントなど3人が追いつき先頭は7人に。

 

だが、それほどメイン集団とは離れていない。

 

結局危ない逃げは、モビスターが全開で引いて下りで吸収。

 

アレッサンドロ・コーヴィは最後尾。集団は30人ほどか。多分、更に増えるはず。

 

残り18kmなので、もう逃げは許されないだろう。

 

二人がアタックをかけるが～。

1. MONIQUET Sylvain (Lotto Soudal)
2. ダミアーノ・カルーゾ (Bahrain – Victorious) 

 

まあ、逃がして貰えない。ダミアーノ・カルーゾなんか逃がしたら、地の果てまで行ってしまうだろう。

 

レナード・ケムナとエディ・ダンバーも仕掛けるけど無理だ。

 

もう、残り10.8km。

 

残り3kmでイネオス先頭。

 

後方で落車だ。イネオスが二人落車。

 

残り2.1kmでドリス・デヴェナインスがアタック!

 

今度は、レナード・ケムナがまたも仕掛ける。

 

だが、後ろも諦めない。

 

レナード・ケムナに、イネオスのマグナス・シェフィールドが張り付く。

 

マグナス・シェフィールドがアタックだ!

 

これは決まるか?

 

一気に後続を引き離した。

 

 

後ろは見えない。

 

マグナス・シェフィールドは、後ろを向いてジッパーを上げる余裕が。

 

最後のカーブを曲がる。

 

マグナス・シェフィールドのスピードは見事だ。

 

なんと19歳のネオプロが優勝してしまうなんて～。

マグナス・シェフィールドは、昨年8月にチームに合流した。

ジュニアの3km個人追抜の世界新記録を持っており、スピードはピカ一だ。イネオスも若い選手が次々と結果を出すようになってきた。

世代交代が進む感じか。

 

 

リザルト

第3ステージ　リザルト

マグナス・シェーフイールドのコメント

シーズンの早い段階で私の最初のプロの勝利を得るのは信じられないことだ。

チームのステージの計画は、私がスプリントできるかどうかを確認するために、決勝で私を最高の位置に置くことだった。

最後の登りで爆発したのはコースだけだった。幸い、フロントグループには5人のライダーがいて、私たちにぴったりだった。

私はジュニアとしての新入生の年以来、レースに勝っていない。また、近年、自分の成長を示す機会があまりなかった。

すべてがとても速く起こったが、私は最後の100メートルでそれを見逃すことができないことを知っていた。

この勝利は、私が何年にもわたって行ってきたすべての努力と犠牲がそれに値することを確実にする。クラシックに乗り始めたとき、この自信を利用できると感じている。

 

総合

総合はアレッサンドロ・コーヴィで変わらない。所属チームが中々な見つからなかったサイモン・クラークが総合3位に。

ポイント賞

山岳賞