2022ヴォルタ・アン・アルガルヴェ第3ステージ　スプリントを制したのは?

第2ステージでリーダーはダヴィ・ゴデュに。ただ、タイム差は少ない。

今日は、第1ステージに続いてスプリンターのためのステージ。

ティム・デクレルがいないクイックステップだけど、ファビオ・ヤコブセンのためのトレインは出来るかな。

 

第3ステージ 　アルモドバル～ファロ   209.1 km

 

スプリンターにとっては最後のチャンス。スタート後、海岸に向かって迂回。

最後の4級山岳ベンガド頂上からゴールまでは24km。十分にスプリンターチームが態勢を整える時間がある。

 

1. スプリントポイント　アルモドバル
2. スプリントポイント　アルコルチン
3. 4級山岳  ピサバロ   2.1km・3.9%
   
4. スプリントポイント　アルペンドレ
5. 4級山岳　ベンガド 1.5km・4.8%

 

7人の逃げ

第1ステージを制したファビオ・ヤコブセンは2勝目なるか?

 

 

それをティム・メルリエが阻止するのか?

 

逃げているのは、プロチームとコンチネンタルのライダー7人。

1.  JUARISTI Txomin (Euskaltel – Euskadi)
2.  LOURENÇO Rafael (Atum general / Tavira / Maria Nova Hotel)
3.  SILVA Rafael (Efapel Cycling)
4.  EULÁLIO Afonso (Glassdrive Q8 Anicolor)
5.  SILVA Afonso (Kelly / Simoldes / UDO )
6.  SAENZ Nicolas (Tavfer-Mortágua-Ovos Matinados)
7.  CALDEIRA Samuel José (W52 / FC Porto )

 

集団はクイックステップとAlpecin-Fenixが引く。残り44.6kmで1分43秒。射程圏内か。

 

ブライアン・コカールで勝利を狙うコフィディスも先頭交代に加わる。まあ、スプリンターチームとして当然だ。

 

残り35.7kmで落車が。結構な選手が足止めされていた。

 

なんと、トム・ピドコックは昨日に続いて落車。

ヴィズマのパスカル・エーンクホーンも。

 

残り31.8kmでタイム差は34秒に。そろそろ捕まえられる頃かな。

 

コティディス先頭で追い詰めてきた。あと12秒だ。

 

イーサン・ヘイターはサポートカーとお話。最後尾にいる。

 

後ろに集団が見えているけど、先頭はスパートをかけて逃げ続ける。

 

4級山岳　ベンガド 1.5km・4.8%

4人が山岳でスパート。なんとか逃げたい。だが、集団に頂上手前で吸収されてしまう。

 

二人が4級山岳頂上を越える。

 

新たな逃げが出来るか。

 

3人が新たに逃げ始めた。

1. COSTA Fábio (Glassdrive Q8 Anicolor)
2. NUNES Hugo (Rádio Popular – Paredes – Boavista) 
3. EULÁLIO Afonso (Glassdrive Q8 Anicolor)

 

集団はもう、スプリントに向けた体制だ。

 

ゲラント・トーマスはチームの先頭を引く。

 

先頭は二人に。最後の粘りを見せる。

 

さらにスパートして逃げようとするけど～。

 

残り10.4kmで捕まった。

 

ファビオ・ヤコブセンは前から4番目にいる。2番手はダヴィ・ゴデュ。

 

残り2.2kmでクイックステップのトレインが出来る。

 

2番手にはレムコ・エヴェネプールが待っている。

 

さあ、レムコのトレインがさく裂だ。レムコは残り800mまで引き倒した。

 

アシストが外れていく。

 

ブライアン・コカールが前に出るか?

 

いや、ベルト・ファンレルベルフのリードアウトを受けたファビオ・ヤコブセンが発射だ。まだ、150mもあるぞ。

 

登ってるゴールを駆け上がってきたのはファビオ・ヤコブセンだ。

 

ファビオ・ヤコブセンは後ろからまくらせない。

 

ファビオ・ヤコブセンがロングスプリントで登りスプリントを制した!

これだけ長い距離をゴールまでスピードを落とさずに走り切るとは～。

2位のティム・メイリエは並ぶことも出来なかった。3位には、ブライアン・コカール。これは、今年のツールはファビオ・ヤコブセンが本命となるのかな。

 

 

リザルト

第3ステージ　リザルト

ファビオ・ヤコブセンのコメント

私たちは常に勝ちたいと思っていたが、残念ながらティム・デクレルクを失った。

彼は今週病気になり、今日は本当に寂しかった。残りのチームは素晴らしい仕事をしてくれて、私を完璧な位置に置いてくれた。

また、私を一日中風から遠ざけ、決勝戦に出場してくれたカスパー・アスグリーンにも特に感謝する。ここファロでは良いスプリントだった。

 

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞