第6ステージのツールマレー峠でタイムを失ったヨナス・ヴィンゲゴーについて、トム・デュムランが機材選択に疑問を呈した。
しかしチーム側はこの批判を真っ向から否定し、フロントシングルの優位性を強調している。
トム・デュムランの指摘
VIDEO | Visma | Lease a Bike verwerpt kritiek Tom Dumoulin op keuzes Jonas Vingegaardhttps://t.co/nJlyPcEVTY#wielrennen #cyclisme #TDF2026
— WielerFlits.nl (@WielerFlits) July 10, 2026
第6ステージのツールマレー峠において、ヨナス・ヴィンゲゴーは予想以上のタイムを失う結果となった。
この遅れの直接的な原因ではないと前置きしつつも、トム・デュムランはヴィンゲゴーの機材選択に驚きを隠さなかった。
デュムランは、ヴィンゲゴーがフロントチェーンリングをシングルギアに設定して走っていた点に着目している。
フロントをシングルにすることでリアは11速か12速のみとなり、超急勾配の登りやハイスピードな下りにおいて最適なギアを選択することが難しくなると指摘。
ただ、SRAMのREDのリアの最小値は10Tのはずだけど。
ダブルチェーンリングと比較して40gから50g程度の軽量化にしかならないにもかかわらず、チェーンが斜めになることで摩擦が増え、純粋なエネルギーロスにつながるとして、「トップライダーにとって賢明な選択とは思えない」と苦言を呈した。
特に考えると下りだ。タデイ・ポガチャルは66kg、ヨナス・ヴィンゲゴーは58kg。
身長は1cmしか違わないのに体重は8kg違う。これでは下りでは不利な上に、さらにギアも足りないかもしれない。
チームの反論
この批判に対して、Team Visma | Lease a Bikeのマルク・レーフは真っ向から反論している。
レーフは、ヴィンゲゴーがすでに何年も前からこのセッティングを経験しており、多くの登りやステージで使用してきた実績があることを強調した。
ギアの数が足りなかったのではないかという指摘に対しても、今回のステージにおいて適切な選択であったと断言している。
2分40秒というタイム差は想定外であったとしつつも、登りでのパフォーマンスはタデイ・ポガチャルと非常に僅差であったとチームは分析している。
チームとしての全体的な計画を大きく変更する予定はなく、残りの期間も毎朝戦い続ける姿勢を示した。まあ、スポンサーの批判はゴニョゴニョ。



コメント
普通に考えれば今回のステージではフロントダブルを使うのが最適ですよね。下りで重いギアを使いたいし、超級山岳では軽いギアも必要だし。
それでもステージ2位なんでヴィンゲゴーにとっては間違った機材選択ではなかったんでしょうが、多くの選手やアマチュア、ホビーライダーにフレンドリーなのはどんな地形でも対応しやすいフロントダブルだと思います。
YL348さんが教えてくれた情報では、現地レポートではヴィンゲゴーのギアは52×10-36とのことで、ポガチャルの55-40×11-34よりトップ側は重いです。
ギア比的には足りていたようですね。まあ、それでもここまで差がついたのだから、どうにも言い訳のしようがないですね。
現地レポートではヴィンゲゴーのギアは52×10-36とのことで、ポガチャルの55-40×11-34よりトップ側は重いです(歯数比5.2vs5.0)
足りないならロー側(1.44vs1.18)ですが、10-46Tをあえて使わなかったし、より差がついたのは最後の2級なので、的外れな批判という印象です
そうなんですね。トム・デュムランはそこまで把握してたのかはわからないです。ただ、元の自分のチームなのだから詳しいはずですけど。
そこまで知っていて、批判したならば的外れですね。
KOMでのタイム差:30s、ツールマレーを下りきったとき:70s、ゴール時:158s。
下りはトップは使えないけど、そこそこ高速走行が必要な区間で、
ケイデンスが上がり過ぎたり、登りでは、一段落とすと軽すぎるような場面では、
重いギアを踏み続けたりと・・・、選択の余地があったんじゃないかなぁ・・・・。
詳しく分析されてますね。下りだけで40秒。これは大きいですね。普通はリスクをとってでも追いつかなければならない場面。
ここで踏み込んだのがタデイ・ポガチャルだったかと。2023ツール・ド・フランスのTTではヨナス・ヴィンゲゴーが圧倒的な下りだったのにねえ~。
まあ、スポンサー様の悪口は言えないし、勝ったらスポンサーは大喜びだし、難しいところかと。