Cerveloは同社初となる電動ロードバイクCervélo Rouvidaを発表。
このバイクには、ロードバイクからグラベルに素早く変更できる、新しい取り外し可能なドロップアウトピースが組み込まれている。
モーターは、軽量e-bike用のFazua Ride 60 モーターが使われているのだけど、パッと見た感じではエンジンが入っているようには見えないほど自然に仕上がっている。
Cervélo Rouvida
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上記Instagramの3枚目のFazua Ride 60が搭載されたクランクの写真があるけれど、通常のクランク型のモーターのように見た目で電動とわかる感じではない。
Cervelo自体もデザインするにあたって、「電動自転車のように見せない」ことは、プロセス全体を通じて考えの最前線にあったことは間違いないと述べている。
Cerveloは Rouvida が S5 や Áspero と同じくらい Cervélo を意味していることを保証するためにあらゆる努力をしたと語っている。
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上記のInstagram3枚目に、Cerveloがドロップアウトピースと呼ぶパーツの仕組みの動画がある。他社のフリップチップと同じ役割を果たす。
ドロップアウトピースの位置を変更することで得られる数値の値は
- ヘッドチューブ角度 : トレイルはロード用57.9mm、グラベル用62mm
- 豊富なタイヤクリアランス : ロード用34mm、グラベル用43.5mm
- グラベルのセットアップでスタックは7mm高く、リーチは5mm短く
Cervéloによれば、フリップチップの交換は通常、自分で行うことができる迅速かつ簡単なプロセスだが、Rouvida のインサートを変更するにはファームウェアのアップデートが必要となると言う。
そのため、このサービスは地元の販売店が行う必要があるとのこと。電動で力をかけるので、販売店にやって貰ったほうが安全ということだろう。
完成車はSRAMのドライブトレインの仕様により3種類。
フラッグシップモデルのCervélo Rouvida ロード モデルには、SRAM Red AXS XPLR グループセット、Reserve 44 ホイール、Vittoria NEXT タイヤが装備されている。
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