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ビアンキがイタリアに新しいカーボンフレーム工場の計画を発表 供給不足解消となるか?

機材情報
Photo credit: Glory Cycles on Visualhunt
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Bianchiは、イタリアのトレビリオに新しい本社ビルと生産工場を建設する計画を発表した。

工場が完成すると、一日1,000フレームの製造が可能になると言う。ただ、生産は2023年からなので、現在の自転車の供給不足に間に合うのかはわからない。

 

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建物はチェレステカラー

photo Bianchi

 

写真は、完成予想図。30,000平方メートルの施設には、自転車を生産する工場に17,000平方メートルが作られる。

 

photo Bianchi

 

フル生産は2023年に開始される予定で、工場は1日あたり1,000台の自転車を生産できるようになる。

 

photo Bianchi

 

ビアンキがイタリアに製造工場を作る理由は、コロナと米中貿易戦争による物流の混乱により、注文時間が500日から700日に延長したためだ。

このため製造プロセスの制御をイタリアに戻すことを決定した。

最初のステップでは、ロボット工学を備えた新しい10,000平方メートルの生産工場を2022年8月に運用可能とし、この時点で従業員を180人から300人に増やすことを目標としている。

 

photo Bianchi

 

ビアンキの売り上げでは、世界的大流行の前から電動バイクも売れている。2018年の売上高は約5000万ユーロ(約64億円)、2021年には1億2千円ユーロ(約154億円)。

2022年には2億ユーロ(約256億円)と大幅に伸びると予想されている。建設費用が4000万ユーロ(約56億円)かかるが、十分に元が取れる計算だ。

敷地内には、ビアンキ博物館も作られ観光客も呼び込む予定。工場が完成すると250人の雇用が生み出される。2年後には、ビアンキの自転車は手に入りやすくなりそう。

ただ、2年後にパーツ不足の問題も解消されていればですけどね。

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