Prologoといえば、サドルが思い浮かぶけど、多くの製品を作っている。
新しいサイクリンググローブは、その豊富なサドルラインナップから革新的な特許技術を取り入れている。
PrologoのEnergripコレクションには、振動吸収テクノロジーを使用して快適さを最適化すると同時に、最適な空冷と最大限のグリップを提供するように設計されている。
ショートフィンガーからウィンターグローブまで、あらゆる状況で使用できる3つの新しいモデルが発表された。
今回は、特にショートフィンガーのグローブについて見てみよう。
Energrip short fingers
2022年にリニューアルされたPrologoのEnergripグローブコレクションは、サドルシリーズに見られるように、ブランドの特許技術であるCPC(Connect – Power – Control)を活用している。
CPCは、3Dプリントされたポリマーナノ構造で、複数の利点をもたらすと主張されている。
そのメリットは
- 振動吸収性
- グリップ力の向上
- 空気冷却性の改善
などの効果が期待できる。
これらはすべてサドルにとって有益な品質であり、手を可能な限り快適にすることに関しても同様に有用であると主張されている。
CPCは、サドルの特定の位置と密度で最適な快適性を提供するように、手の形に合わせて設計されていると言う。
手のひら部分にあるダイアモンド型のモジュールとボトムアウトではないコーンの組み合わせは、さまざまな振動を吸収し、路面やトレイルからのフィードバックを緩和すると言われている。
これは短期的な快適性を高めるだけでなく、筋肉疲労を減少させるとPrologoは主張している。
また、手のひら全体に施されたCPCコーンのラインは、究極のハンドリング・コントロールを実現するために、最大のグリップ力を確保することを目的としている。
空冷を最適化するために、手のひらCPCパッドは、空気が指の間のチャネルを通って中央の手のひら領域を横切って流れることができるように配置されている。
パディングの欠如と小さな穴の統合は、汗の蓄積を避けて、皮膚を換気して冷却すると言われている。
グローブは、Groupama-FDJパフォーマンスセンターおよびブザンソン大学と共同で設計され、筋電図分析を使用して、新しいPrologoCPC手袋の性能をゲルパッドを備えたグローブと比較した。
Prologoは、新しいグローブシリーズでCPCの使用を強化したことに加え、手首と薬指のタブなど、グローブの要素を再設計し、装着、取り外し、調整がより簡単にできるようになったと言われている。
価格は
- PrologoEnergripショートフィンガー : 69ユーロ(約9,400円)
- PrologoEnergripロングフィンガー : 79ユーロ(約10,800円)
- PrologoEnergripKYLMAウィンターグローブ : 価格未定
ブザンソン大学と共同で行ったPrologoの研究で示されているように、CPCを装備した手袋を着用することで、腕と首に振動を低減するメリットがある。
Prologoによれば、これは筋肉の疲労と手首への悪影響を減らすのに役立つと言う。ハンドルからの振動で辛い思いをしている人にはメリットが大きそうですね。
Bahrain Victorious、EF Education-TIBCO-SVBなど多くのプロチームも使用している。
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