2022エトワール・ド・ベセージュ第2ステージ　2日連続の厳しい登りゴールを制したのは?

ベセージュの第2ステージも、登りゴールとなっている。

またパンチャーの活躍しそうだけど、リーダージャージのマッズ・ピーダスンにはうってつけのコースとも言える。

総合のタイム差は少ないので、今日のステージを上手く走らないといけない。

第2ステージ  サンクリストルレスアレス～ルソン　156km

第2ステージ　photo etoiledebesseges

156kmのコースには2級山岳が2箇所出てくる。最初の2級山岳は4kmほど登ったあとに、ポイントがある。

2番目の2級山岳頂上から、ゴールまでは26kmあるので集団は追いつくはず。だが、ゴールは登っているので、簡単にはいかない。

1. 2級山岳　Coto de Laslle    2.1km・0.8%
2. 2級山岳　Coto de Pradel　6.4km・4.5%

4人の逃げ

かなりの観客の中スタート。

4人が逃げに乗っている。

リーダージャージのマッズ・ピーダスンはチームに守られて進む。

フランスなので、ティボー・ピノが良く映し出される。すでに総合では51秒も遅れている。昨日、前の集団に追いつかなったからね。

集団はトレックが引く。残り79kmでタイム差は、3分10秒。

EF Education-EasyPostのトム・スクーリーが集団を引く。

UAE Team Emiratesのルイ・オリヴィラも先頭交代に加わる。

残り38kmで、ようやくイネオスが集団の前に姿を現す。タイム差は1分13秒まで縮まった。

2級山岳　Coto de Pradel　6.4km・4.5%

先頭は、もうバラバラに。

MARQUEZ Marti(Equipo Kern Pharma)だけが生き乗っている。

後ろから、集団から抜け出したコフィディスのレミ・ロシャスが追いついてきた。

レミ・ロシャスは、そのまま2級山岳をトップ通過。

下りを単独で逃げるけど、タイム差は15秒しかない。

残り34kmでタイム差は、9秒。この後レミ・ロシャスも捕まってしまった。

TotalEnergiesの髭男爵、ジョフレ・スープが集団先頭を引く。

単独で何人かが、前に出るけどもう誰も逃がさない。

最後の登りゴールに向けて集団の位置取りだ。

EF Education-EasyPostは、まだ勝利がないので必死だ。

最後の登りに入ってきた。まだ、EF Education-EasyPostが引いている。アルベルト・ベッティオルで勝利を狙う。

アルケア・サムシックも先頭を引く。

マッズ・ピーダスンは2番手につけている。

結構長い登りだ。

ここで、マッズ・ピーダスンがスパート。だが、まだゴールまで距離があるぞ。

あ～、やっぱりマッズ・ピーダスンは、ブライアン・コカールにまくられた～!

ブライアン・コカールはコフィディスに移籍して初勝利をあげた!

こんなに登っているのに、最後まで残っているとは思ってもみなかった。登れるスプリンターなんだ。コカールの勝利は551日振りとなる。

これはコフィディスにも嬉しいチーム初勝利だ。しかも、フランスの地元で勝利するのはスボンサーも大喜びだろう。

ゴール後に、マッズ・ピーダスンとブライアン・コカールは笑顔で最後のもがきについて話ている。

さらにインタビューでは

本当に難しいゴールだった。私は決してマッズ・ピーダスンを追い抜かないと思っていた。

彼はただペダルの上に立ったままだった。この新しいジャージーで腕を再び空中に置くことができることを非常に誇りに思っている。これがチームにとって良いスタートの始まりになることを願っている。

リザルト

第2ステージ　リザルト

総合

総合はマッズ・ピーダスンががっちりとキープ。

ポイント賞

山岳賞

ヤングライダー賞