Pocから冬の寒さにピッタリのVentral Tempus Spinヘルメットが登場した。
このヘルメットは前面は完全にシェルで覆われていて、エアロ性能も備えている。似たような製品で、Ineos Grenadiersが使うkaskのWASABIがある。
WASABIは開閉することが出来るが、Ventral Tempus Spinヘルメットにはその機能はない。
Ventral Tempus Spin
レースや冬のトレーニングに最適
Ventral Tempus Spinを着用すると、シェルが通気孔から冷気を取り込まず、熱と湿気を頭から離して外部に放出するため、冬のトレーニングに大きな効果を発揮する。
このヘルメットは、シェルが風や雨を防ぐことでシェルを強化するものの、Ventral Air SPINと同じ保護性能とフィット感を提供する。
Ventral Tempus SPINは、視認性の高い蛍光オレンジと反射材のディテール(AVIPプロジェクトカラー)もついている。または特に落ち着いたエレガントな美しいライトグリーンの2色のカラーのみで展開される。
軽量化のために最適化されたEPSシェルを採用し、ユニボディシェルで完成させたヘルメットだ。
SPIN、快適性、安全性
革新的なシリコンパッド技術によって構成されたSPIN(Shearing Pad INside)パッドは、角度のある衝撃を受けた際にヘルメットをわずかに回転させ、運動エネルギーを分散させるという点でメリットがある。
このSPINは特許出願中。
ヘルメットのデザインは、CFDテストにより最適化され、最適な空力性能と乱気流を最小限に抑えている。
Ventral Tempus Spinは非常に快適にフィットし、他のVentralバージョンの優れた性能とあらゆる点で同じ。
シェルは保温性に優れており、このヘルメットを使用すれば、冬の定番の帽子は必要ないかも。
熱的な快適性はともかく、実は空力的な性能も高いので、ウェットレースを含むシーズン序盤から終盤のレースで選ぶことができるヘルメットと言える。
価格は208,00ユーロ(約2万6千円)。
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