これまでも、おどろきの軽さのカーボンサドルを出してきたポルトガルのブランドであるgelu(ゲル)。
Gelu Carbon Creation K3 サドルは、なんと39g。
少し重いボトルケージくらいの重さですね。
ゲル(gelu)というブランド
geluとは
- 2013年にポルトガルで設立
- 創業者はエンジェル・イワノフ氏 カーボン素材に精通したエンジニア
- 軽量なカーボンサドルを手作りで作成
- シートポスト製品あり
- ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズが可能
- 色・ロゴ・名前などもカスタマイズ可能
- サドルはすべて整形外科認定を受けている
創業者エンジェル・イワノフ氏
私が13歳の時にコンポジット材料との最初の接触が起こった。 私は、強力なポリエステル樹脂の香りに含浸されたすべての素材に驚きました。”ワークショップで何時間も過ごした若いカヌーアスリートでした。 それは私の “実験室”のような感じでした。
1993年、私はポルトガルに来て、海洋複合材(船舶、漕ぎ、ウィンドサーフィン、サーフィンなど)の修理を始めました。
そして、2005年に私はすべての知識と経験を持ってカーボンサドルの作成を始めました。 最初の100%カーボンサドルプロトタイプが生まれてから1年後の重量は120gでした。
私は整形外科医とエンジニアの経験を集めたいくつかのテストモデルを経て、品質と快適性と信頼性の高い素晴らしい製品が生まれました。Geluのサドルは、スポーツ用の複合材料に対する私の情熱の結果であり、私はあなたと共有する大きな誇りを持っています。
引用元 gelu
ハンドメイドの工程
その驚きのハンドメイドというか、これは手間がかかっているなあという紹介動画がありました。
- 型にカーボン繊維をで張り付ける
- ドライヤーで成形しながら形づくり
- 電子レンジでチン
- はみ出した部分をサンダーで細かく除去
- さらに手作業で成形
- シールを張って完成
超手作業な一人作業の様子はこちら
A small sample of our "art" 😉 ……… English version.
Gelu carbon creationさんの投稿 2016年7月17日日曜日
まさに、家内制手工業!
他のカーボンサドルメーカーも手作業なんでしょうか? これを見る限り同じような工程で作業をしているのかもしれないですね。
だとしたら、納得のいく値段かもしれません。このように、一つひとつ丁寧に作られているサドルだと思うと愛着がわきそうです。
Gelu Carbon Creation K3 サドル
今回登場した、世界最軽量のK3サドルの売り文句です。
K3サドルの概要
- K3の重量は僅か39g。S3サドル(47g)より、さらに軽量化
- 242×122mm
- サドル中央部に大きな開口部
- 座面も肉抜き加工
- 制限体重も85kg
健康を守る
人間工学にもとづいたデザインと中央にあいた穴があります。これは、勃起不全及び男性の不妊症に関連する循環及び神経学的障害を予防するために特別に開発されました。
外部要因からの保護UHSコーティングで太陽光から保護します。石や泥、水からの影響も防ぎます。
エルゴノミックで超軽量
高品質と快適さを保ちながら軽量。立ちこぎの時でも左右に振れない。
私も以前にセライタリアSLRというサドルに乗ってましたが、200キロとかロングになるとオケツが痛かったです。
ゲルのHPには、実際に使用しているアスリートのコメントもあります。これまでにない快適なサドルだというコメントもあるので実際に使ってみたいですね。
ゲルのサドルラインアップ
トライスポーツに一覧がのっています。
ラインアップされるのは
Gシリーズ 細長い形状
Sシリーズ スタンダードモデル
Eシリーズ 幅広モデル
トライスポーツにのっているサドル以外にも、多数のサドルを作成しています。
驚きは、それらの重量がすべて60g台よりも軽量であること。
まとめ
すべてのサドルが超軽量で他のメーカーのトップクラスの軽量サドルよりも軽いのは驚きです。
しかも、全部手作りなのも凄い。レールもカーボンなのでしょうから耐久性が心配ではありますが、軽量マニアならば手が出てしまいそうな一品です。
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