Deceuninck – Quick Stepとの契約が今年一杯で切れるサム・ベネット。
まず、サム・ベネットと、アルメイダは来シーズンのサラリーの問題でチームと折り合っていない。その為、二人は移籍先を探していた。まあ、二人ならば移籍先はどこでもある。
そして、サム・ベネットは古巣のBORA – hansgroheに戻ると言われていた。
だが、この噂も違っていたようで、今シーズン末にサム・ベネットは予算たっぷりのイネオスに移籍という噂になっている。
何故、BORA – hansgroheでいなのか
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BORA – hansgroheは、パスカル・アッカーマンがUAEに移籍すると言われており、その後にサム・ベネットが帰るというのが、これまでの話だった。
だが、サム・ベネットはBORAから移籍する時に、法廷闘争を行っている。このためチームとは少し折り合いが悪いようだ。
この点、イネオスは2017年にエリア・ヴィヴィアーニが移籍してから、総合に特化しておりグランドツアーで勝てるスプリンターがいない。
また、ベネットが2011年から2013年までレースに参加したAnPost-ChainReactionチームの共同マネージャーのカート・ボガーツが2月からイネオスのコーチに加わっている。
これも、イネオスに加入する後押しになっていると言う。
予算はたっぷりあるので、勝利を狙えるスプリンターとしてサム・ベネットに話をしているとしても、不思議はないだろう。
だが、ツール・ド・フランスの総合優勝を狙うチームに、スプリンターを連れていくというのも考えにくいことだけど。
サム・ベネットはイネオスに移籍しても、ツール・ド・フランスに出れるかどうかは微妙だろう。さて、どうなることか。
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