歴史的な快挙だろう。
Deceuninck-QuickStepのメンバーは、クリンチャータイヤで石畳のレースに望んでいた。
カスパー・アスグリーンは、ロンド・ファン・フラーンデレンでクリンチャータイヤを使用して最初の優勝したライダーとなる。
これはチューブラーで走るのが常識となっていた石畳でもクリンチャーで十分通用することが証明されたレースと言っても良い。
クリンチャーホイールとタイヤ
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Deceuninck-QuickStepのメンバーは、優勝したカスパー・アスグリーンを含めて、Rovalの最新のホイール、Rapide CLXを使用し、28mmのSpecialized Turbo Cotton Hell of theNorthタイヤを使用。
タイヤの中にはラテックスチューブが入っていた。
今シーズン、Deceuninck-QuickStepでは、チューブラータイヤはほとんど控えのバイクにしか装着されていない。
チームは、ほぼすべてのレースでこのRapide /ラテックスチューブ/ TurboCottonの組み合わせを使用している。
ほとんどのレースでは、通常のターボコットンタイヤが使用されているが、石畳の場合には、少し頑丈なターボコットンヘルを使用していた。
クリンチャータイヤは、一般的に転がり抵抗テストでチューブラーよりも性能が良い。だが、プロチームは何年もの間、パンクした場合に、チームカーが離れているときに問題となるクリンチャータイヤを心配して使っていない。
チューブラーならば、パンクしたまま走りサポートカーを待てるので、タイムロスが少ないのだ。チューブレスタイヤも同様の抵抗に遭遇したが、受け入れられつつある。
だが、こうやってクリンチャーホイールとタイヤで勝って実績を作ってしまうと、また時代が変わってしまうかもしれない。
Deceuninck-QuickStepは、プロレースの常識を実際の走りによって変えることも可能だ。
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