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ボルタ・ア・カタルーニャ第2ステージ 個人タイムトライヤルで総合トップにたったライダーは?

海外情報
PexelsのThu Trangによる写真
この記事は約12分で読めます。

ボルタ・ア・カタルーニャ第1ステージは、まさかの逃げ切り勝利となった。

だが、そのタイム差は16秒しかないので、総合リーダーは第2ステージの個人タイムトライヤルで変わる。

本命となる選手は中々いないが、ティレーノ〜アドリアティコ のTTの結果から言うと、ジョアン・アルメイダ(Deceuninck – Quick Step)が出場選手ではトップタイム。

さらに、パリ~ニースではレミ・カヴァニャ(Deceuninck – Quick Step)が2位で走っている。イネオスは、ローハン・デニス、リッチー・ポート、ゲラント・トーマスが上位を狙う。

 

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第2ステージ バニョラス~バニョラス 18.5㎞

コースマップ photo voltacatalunya

 

コースは18.5kmと距離がありタイム差は大きくつきそうだ。バニョラスの街で最後にロードレースが開催されたのは2017年。

この時には、Team BMCが40キロを超えるチームタイムトライアルで最速タイムを記録している。大きな高低差はないが、総合トップを狙うにはあまりタイム差をつけられないようにしないといけない。

 

レミ・カヴァニャ

レミ・カヴァニャ(Deceuninck – Quick Step)は早い段階で登場。ここまでのトップタイムを出していた。

パリ~ニース第3ステージ個人タイムトライヤルでは、EF Education – Nippoの新鋭シュテファン・ビッセガーに0.83秒差で負けている。

その後も、第4ステージでもマシントラブルで逃げていたのにストップしてしまう不運。

今回は優勝かと思ったけれども~。

 

トーマス・デヘント

トーマス・デヘントもTTは得意。まあ世界一の逃げ屋と言われてますからね。2年前にはボルタ・ア・カタルーニャの開幕ステージで逃げて勝利したけど、今年は出来るかな

 

ローハン・デニス

ローハン・デニス (INEOS Grenadiers)は、スタートから飛ばしまくり。見ていただけでも3人は抜いたと思う。

さすがは元世界チャンピオンだ。ここまでのレミ・カヴァニャの記録を5秒破ってav49.44km/h。

 

 

リゴベルト・ウラン

リゴベルト・ウラン(EF Education – Nippo)登場。今回EFのエースナンバーはルーベン・ゲレイロが着ている。

リゴベルト・ウランは23分32秒72でav47.167 km/h。.

ヒュー・カーシーも出場しており、最終的にチームのエースとなるのはだれだろうか?

 

ウィルコ・ケルデルマン

2020ジロ・デ・イタリア総合3位のウィルコ・ケルデルマン。交通事故で出遅れたがようやくレースデビューだ。

ツールに向けて調整を開始したが、体調は万全となっているかな。このステージは12位。

 

リッチー・ポート

リッチー・ポートは、パリ~ニース第1ステージで落車して自宅に帰っていたが、今回はエースナンバーをつけて登場。

このタイムトライヤルでは、ここまで3位の記録を出す。23分01秒80 (48.226 km/h)。最終的には6位。

 

アダム・イエーツ

UAEツアーでは最終日に顔面からアスファルトにたたきつけられて、ひどいことに。なんとか完走したけど、ゴール前では顔は血だらけだった。

TTはあまり得意でないのでタイムを失わないようにしないといけない。

 

マイケル・ウッズ

すでに力強い登坂の走りでツール・デ・アルプで勝利を上げているマイケル・ウッズ。総合優勝はチームメイトのメカトラでアシスト不在で失ってしまったけれど、調子は良い。

 

今回はダン・マーティン、クリス・フルーム、ダリル・インピーと揃って出場。マイケル・ウッズはステージ優勝を狙っているようだ。

 

ゲラント・トーマス

100%狙ったレースしか成績を出さないゲラント・トーマス。まだ調整中だろうが、TTは得意種目だ。

山岳はリチャル・カラパスをアシストして、ゴール手前まで残るのではないかな。

 

ジョアン・アルメイダ

ジョアン・アルメイダもTTは得意だ。このステージで上位に入って一気に総合上位に食い込みたい。山岳前にタイムを稼いでおきたい。

22分55秒 av48.437km/hで3位だ。

 

リチャル・カラパス

今大会優勝候補のリチャル・カラパス。総合優勝のためには山岳前に多くのタイムを失ってはいけいない。今回はアシストも重厚なのでアタックもかけやすいだろう。

 

アンドレアス・クロン

最終走者は、第1ステージで逃げ切りグループで勝利したアンドレアス・クロン(Lotto Soudal)。

今回、クロンはチームのエースナンバーをつけている。プロとなっても勝利できない選手が95%を占める世界。このようにリーダージャージを着て走る機会はそうそうないだろう。

 

 

最終的には、ホットシートに座り続けたローハン・デニスがステージ優勝。TTでの優勝は久しぶりだ。

総合トップとなったのはジョアン・アルメイダ(Deceuninck – Quick Step)。やはりTTが得意なのは有利だ。ただ、明日には早くも山頂ゴールが待っている。ここでは間違いなく総合のシャッフルがあるだろう。

アルメイダはリーダージャージを守れるかな。

間違いなく、リチャル・カラパスの調子が良ければアタックを仕掛けてくるはずだ。その前にイネオスのトレインが爆発するかもしれない。

2位にはTT4位となった、ブランドン・マクナリティ(UAE)。3位はルイスレオン・サンチェス。

4位にはステフェン・クライスヴァイクが入ってきた。

イネオスは、5位にリッチー・ポート、6位にアダム・イェーツ、8位にゲラント・トーマスとトップ10に3人がランクインする形となっている。

リチャル・カラパスは1分20秒遅れで、総合では52秒遅れている。

 

こちらはユーザーがまとめたハイライト動画

 

リザルト

第2ステージリザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time Avg
1  DENNIS Rohan INEOS Grenadiers 50 50 0:22:27 49.443
2  CAVAGNA Rémi Deceuninck – Quick Step 20 30 0:05 49.260
3  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 8 18 0:28 48.436
4  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates   13 0:29 48.401
5  KRUIJSWIJK Steven Team Jumbo-Visma   10 0:33 48.261
6  PORTE Richie INEOS Grenadiers   7 0:35 48.191
7  YATES Adam INEOS Grenadiers   4 ,, 48.191
8  ČERNÝ Josef Deceuninck – Quick Step   3 0:38 48.087
9  DE BOD Stefan Astana – Premier Tech   2 0:39 48.052
10  THOMAS Geraint INEOS Grenadiers   1 0:47 47.776

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 27 ▲26  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 8 4:43:26
2 46 ▲44  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates   ,,
3 2 ▼1  SÁNCHEZ Luis León Astana – Premier Tech   0:03
4 38 ▲34  KRUIJSWIJK Steven Team Jumbo-Visma   0:05
5 53 ▲48  PORTE Richie INEOS Grenadiers   0:06
6 41 ▲35  YATES Adam INEOS Grenadiers   0:07
7 49 ▲42  DE BOD Stefan Astana – Premier Tech   0:10
8 30 ▲22  THOMAS Geraint INEOS Grenadiers   0:19
9 43 ▲34  MASNADA Fausto Deceuninck – Quick Step   0:20
10 4 ▼6  KÄMNA Lennard BORA – hansgrohe   0:21

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  KRON Andreas Lotto Soudal 10
2   ▼2  DENNIS Rohan INEOS Grenadiers 10
3 2 ▼1  BERHANE Natnael Cofidis, Solutions Crédits 6
4 3 ▼1  SÁNCHEZ Luis León Astana – Premier Tech 6
5   ▼5  CAVAGNA Rémi Deceuninck – Quick Step 6
6   ▼6  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 4
7 4 ▼3  ROCHAS Rémy Cofidis, Solutions Crédits 4
8 5 ▼3  MONIQUET Sylvain Lotto Soudal 4
9 6 ▼3  TAARAMÄE Rein Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 2

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  MONIQUET Sylvain Lotto Soudal 11
2 2  VERONA Carlos Movistar Team 8
3 3  PEDRERO Antonio Movistar Team 6
4 4  TAARAMÄE Rein Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 5
5 5  CHAVES Esteban Team BikeExchange 4
6 6  SÁNCHEZ Luis León Astana – Premier Tech 3
7 7  MARTÍN Gotzon Euskaltel – Euskadi 3
8 9 ▲1  VALVERDE Alejandro Movistar Team 2
9 8 ▼1  ROCHAS Rémy Cofidis, Solutions Crédits 2
10 10  BERHANE Natnael Cofidis, Solutions Crédits 2

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 12 ▲11  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 4:43:26
2 15 ▲13  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates ,,
3 16 ▲13  DE BOD Stefan Astana – Premier Tech 0:10
4 3 ▼1  KÄMNA Lennard BORA – hansgrohe 0:21
5 11 ▲6  SCOTSON Callum Team BikeExchange 0:47
6 7 ▲1  TEJADA Harold Astana – Premier Tech 0:49
7 22 ▲15  HAMILTON Lucas Team BikeExchange 0:56
8 18 ▲10  VANHOUCKE Harm Lotto Soudal ,,
9 17 ▲8  CRAS Steff Lotto Soudal 1:00
10 8 ▼2  HIRSCHI Marc UAE-Team Emirates ,,

 

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