二つの海をつなぐレース、ティレーノ〜アドリアティコが本日から開催される。
総合優勝の最有力候補は、ツール・ド・フランス連覇を狙うタデイ・ポガチャル(UAE-Team Emirates)だ。
タデイ・ポガチャルがライバルとしてあげるのは、昨年の優勝者サイモン・イエーツ(Team BikeExchange)ではない。
マチュー・ファンデルプールに脱帽
ストラーデビアンケでは、マチュー・ファンデルプールの驚くべき攻撃についていけず、最初のアタックでは、7人の集団から遅れそうになったタデイ・ポガチャル。
ゴール後のインタビューで次のように答えている。
誰もが疲れ果てている時に、マチューがこのような攻撃をしているのを見るのは印象的だった。
だから、マチューは、彼の力でティレーノ〜アドリアティコで全体的にうまくいく乗ることが出来る。私たちは何が起こるのか見るでしょう。
ストラーデビアンケでは、マチュー・ファンデルプールのパワーに完敗したことを認めている。
だが、マチュー自身はティレーノ〜アドリアティコでは、総合は全く狙わないと言っている。
あくまでステージ勝利と、ティム・メルリエとの共同でスプリンターステージを狙っていく。昨年は、マチュー・ファンデルプールとティム・メルリエで2勝を上げている。
総合ではマチュー・ファンデルプールはタデイ・ポガチャルの相手ではない。
最大のライバルは?
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ティレーノ〜アドリアティコの注目ライダーを簡単に上げると
- INEOS Grenadiers エガン・ベルナル、ゲラント・トーマス
- Team BikeExchange サイモン・イエーツ
- Astana – Premier Tech ヤコブ・フルサン
- Bahrain – Victorious ミケル・ランダ・ペリョ・ビルバオ
- Deceuninck – Quick Step ジュリアン・アラフィリップ、ジョアン・アルメイダ
- EF Education – Nippo セルジオ・イギータ
- Groupama – FDJ ティボー・ピノ
- Team Jumbo-Visma ワウト・ファンアールト
- Team Arkéa Samsic ナイロ・キンタナ
- Trek – Segafredo ヴィンチェンツォ・ニバリ
- Team DSM ロマン・バルデ
まだ、調整中のライダーも多くいる。この中で、タデイ・ポガチャルが考えるライバルは
ワウト・ファンアールトは競争相手になることができる。彼は非常に強いドライバーであり、非常に上手に登ることができる。
彼は近年それを示している。そして、彼の体型は今のところ本当に良いと思う。
マチューと同じように、彼はこの種の大会でうまくやれると思う。それは注目を集めるのに面白いだろう。
ただ、ワウト・ファンアールトも2レース目だ。まだ、完全にレースモードにはなっていないようにも見える。
どこまで、タデイ・ポガチャルに対抗出来るのか見ものだ。
インタビューの中では、タデイ・ポガチャルは、来年はジロへの参戦も口にしている。今年はツールとブエルタを狙うが、来年はジロとツールのダブルとなるかもしれない。
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