昨年のイル・ロンバルディアの骨盤骨折から回復が遅れているレムコ・エヴェネプール(Deceuninck – Quick Step)。
最新の情報では、更に数週間自転車に乗れない状態が続くようだ。すでに骨折から5か月たっているが、医師はまだサイクリングの許可をしていない。
復帰レースはいまだに不明
この投稿をInstagramで見る
レムコの血中値は良好であり、医療スキャンは彼の身体の回復を示している。
だが、昨年の8月に受けた骨折はまだ完全に閉じていないようだ。その結果、まだバイクでトレーニングすることを許可されていない。
レムコの計画は今週、落ち着いてトレーニングを再開することだったが、骨折が完全に治癒するように、これは現在停止されている。
したがって、プロトンに復帰するレースは未だに決めることは出来ない。バイクに乗れないので、水泳やジョギングなどの有酸素運動をしている。
プランBに切り替えもある
この投稿をInstagramで見る
私が一つ学んだことがあるとすれば、これらの怪我はサイクリストにとって非常にデリケートなものだということです。私のキャリアを危険にさらすかもしれない。
だから、今は自分に適応して、完全に治るまでの時間を与えなければならない。思ったより日数がかかりますか?
ならば、そうすればいい。それが違いをもたらすことはない。
とレムコは先週末のHLNのインタビューで語っている。
Plan-Aはセットアップであり、これからも変わらない。でも最悪の場合はBプランに切り替える。
オリンピック、ブエルタ、ワールドカップ、イル・ロンバルディア…今シーズンは他にもたくさんの目標がある。
Plan-Aである、ジロ・デ・イタリアは間に合わない可能性があるのではないかな。
さすがに、準備レースも決まらない状態で3週間のロングステージが乗り切れるのか心配だ。
負傷についてGMが語る
チームのGM パトリック・ルフェーブルは
これまで上手くいきすぎた。どうやら骨の成長は誰もが思っていたほど速くはなかった。彼は苦しんでいたが、そうは言わなかった。彼は思っていた。それがリハビリテーションの一部だったと。
彼が明日から再び自転車に乗ることを望んでいたが、それ以上のリスクは負わない。彼はおそらくさらに3週間自転車から離れるだろう。それから、ジロの開始のちょうど3か月前の2月8日に到着する。
それでうまくいけば、彼をジロに送るリスクを冒すかどうかを見極める必要がある。必要な場合には運転しない。
彼の健康状態を確認するのに十分なリソースがある。二度と同じことはしません。早すぎるやり直しは間違いを起こす。
レムコは、トレーニングキャンプをスペインで行っているが、その時にも痛みがあったようだ。それは回復における一時的なものだと思っていたようだ。
スペインキャンプでは、かなりの距離を乗っていたので、もう完全に大丈夫と思ってましたけど、まだまだのようですね。
痛みを我慢して乗っているような状態では復帰は難しい。もう、しばらく我慢の日々が続くことになる。
コメント