Circus-Wanty GobertはCCC Teamからワールドツアーライセンスを買い取る。
Circus-WantyGobertのスポンサーである WantYou Cyclingは、2021年からContinuum Sportsを引き継ぎ 、ワールドツアーにステップアップすることになる。
CCC Teamを吸収合併する訳ではないが、今回3人の移籍を発表した。
ヤン・ヒルト
ヤン・ヒルトは、2018年アスタナでワールドツアーデビュー。
ヒルクライムにとても強く、2019ツール・ド・スイスでは総合5位に入っている。
2019ジロ・デ・イタリア第16ステージでは、ジュリオ・チッコーネと競い合って山岳を走っていたのは記録に新しい。おしくもゴールでは敗れてしまったけれど。
この時には、総合27位でゴールしており総合での力もある選手だ。
実は、ヤン・ヒルトはCCC Sprandi Polkowiceというコンチネンタルプロチームで2015年から3年間走っていた。
このチームは2000年に設立されて、2018年にBMC Racing Teamと合併して解散している。
結局、BMCも消滅してCCC Teamとなってしまった訳でヤン・ヒルトは元のチームに戻ったのだが、そのCCCも消滅してしまうことになる。
まさに流浪の旅のようだが、いかにプロライターの雇用状況がスポンサーに左右され脆弱であるかもわかる出来事だ。
ヤン・ヒルトの主な成績は
2017年のジロ・デ・イタリアではプロコンチネンタルチームでありながら、総合12位に入っているのは凄い。
ヒルクライムに強いだけでなく、総合力もあるライダーだ。
ヨナス・コッホ
ヨナス・コッホはベルギー出身の27歳。CCC Sprandi Polkowiceから2019年CCC Teamに昇格。ようやくワールドツアーチームの一員になれた訳だけど。
スプリンターで2019年ブエルタでは4回のトップテンフニッシュをしている。今回3人と一緒に移籍ということでチームにも溶け込みやすいだろう。
ゲオルク・ツィンマーマン
2019年8月からテスト生としてCCC Teamに所属。現在ブエルタに出場しており、総合で21位とチームでは最上位に位置している。
23歳と若くこれからの選手だ。チームとは2年契約となっている。
CCCからは大物3人はすでに移籍が決まっているが、それ以外の選手はこれからとなる。全てのライダーが契約が見つかるとは限らないので厳しい。
これまでに決まっているのは3人は
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