2024 ブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージ　でた～!

第2ステージでは、ゴール手前1kmからTeam Visma | Lease a Bikeのエドアルド・アッフィニがゴール手前まで引きまくり。

ただ、あまりにも引きすぎたので、ワウト・ファンアールトが発射した時には少しスピードが落ちていたかも。

スーパーワウトの脚ならば、もう少し前からスパートすれば勝てたような気もする。後ろにカーデン・グローブスをつけていたら流石にまくられるだろう。

第3ステージは、スプリンターステージとなりそうなので、再び二人の対決となるのか。

 

第3ステージ　ロウザン 〜 カシュテロ・ブランコ　191.5km

 

スタートはポルトガル中央のロウザンから。2級山岳があるが、Groupama – FDJのシュテファン・キュングは山岳賞キープのために狙ってくるだろうか。

逃げもマイヨロホを狙ってくるはずだけど、ワウト・ファンアールトは手放さないのでは。そうなると、ディラン・ファンバーレがリタイヤしたのは、Team Visma | Lease a Bikeにとって痛い。

 

 

1. 2級山岳　テイシェイラ峠 (17.4 km・3.2%)
2. スプリントポイント　フルダン
3. 4級山岳　アルペドリーニャ峠 (6.3 km・3.3%)

 

スタート

マイヨロホのワウト・ファンアールトのコメント

今日という日を楽しもうと思っている。

昨日と同じシナリオが予想される。登りは長くなり、フィニッシュはわずかに傾斜しているが、スプリントは同様になる。

 

第3ステージのスタート時の4賞ジャージ着用者は

• 総合　ワウト・ファンアールト　Team Visma | Lease a Bike
• ポイント賞　カーデン・グローブス　Alpecin-Deceuninck
• 山岳賞　シュテファン・キュング　Groupama – FDJ
• 新人賞　マティアス・ヴァチェク　Lidl – Trek

 

ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタートから、Euskaltel – Euskadiのルイス・アンヘル・マテがアタック。

 

4人の逃げ

スタートダッシュで、4人が逃げている。

1. ウナイ・イリバル　Equipo Kern Pharma
2. イボン・ルイス　Equipo Kern Pharma
3. シャビエル・イササ　Euskaltel – Euskadi
4. ルイス・アンヘル・マテ　Euskaltel – Euskadi

 

2級山岳　テイシェイラ峠 (17.4 km・3.2%)

ワウト・ファンアールトは、マイヨロホでチームに守られて進む。

 

残り115.6kmで4分40秒差。ルイス・アンヘル・マテとイボン・ルイスは2日連続の逃げ。

 

山岳賞ジャージをかけてポイント前で牽制。

 

トップ通過はEuskaltel – Euskadiのルイス・アンヘル・マテだ。これでルイス・アンヘル・マテの山岳賞ジャージ獲得のミッションは成功だ。

1. ルイス・アンヘル・マテ　Euskaltel – Euskadi　5ポイント
2. シャビエル・イササ　Euskaltel – Euskadi　3ポイント
3. イボン・ルイス　Equipo Kern Pharma　1ポイント

 

集団はTeam Visma | Lease a BikeとAlpecin-Deceuninckが引いている。他のスプリンターチームは、まだ手を貸さない。

 

Equipo Kern Pharmaのイボン・ルイスがEuskaltel – Euskadiのルイス・アンヘル・マテを押している。前を走ってということか。

 

残り78.7kmで3分1秒差に。

 

Groupama – FDJのシュテファン・キュングの山岳賞ジャージは今日までだ。明日は、Euskaltel – Euskadiのルイス・アンヘル・マテが着用する。

 

スプリントポイント　フルダン

ここもEuskaltel – Euskadiのシャビエル・イササがトップ通過。

 

集団トップはワウト・ファンアールト。これでワウト・ファンアールトは68ポイントで、カーデン・グローブスを3ポイントリード。

1. シャビエル・イササ　Euskaltel – Euskadi　20ポイント・6秒
2. イボン・ルイス　Equipo Kern Pharma　17ポイント・4秒
3. ルイス・アンヘル・マテ　Euskaltel – Euskadi　15ポイント・2秒
4. ウナイ・イリバル　Equipo Kern Pharma　13ポイント
5. ワウト・ファンアールト　Team Visma | Lease a Bike　10ポイント

 

4級山岳　アルペドリーニャ峠 (6.3 km・3.3%)

残り45.5km。タイム差は1分6秒に。

 

集団先頭のアッティラ・ヴァルテルは補給。

 

猛烈なスピードでルイス・アンヘル・マテがトップ通過。このまま二人が先行。

1. ルイス・アンヘル・マテ　Euskaltel – Euskadi　2ポイント
2. イボン・ルイス　Equipo Kern Pharma　1ポイント

 

集団は58秒差。

 

2人が前に。

1. ルイス・アンヘル・マテ　Euskaltel – Euskadi　
2. イボン・ルイス　Equipo Kern Pharma　

 

先頭がかわった。Euskaltel – Euskadiのシャビエル・イササ単独に。

 

ルイス・アンヘル・マテとイボン・ルイスは、足を止めた。この後、すぐに集団に捕まる。

 

残り26.1km。シャビエル・イササ単独となったので、コントロールは楽だ。

Team Visma | Lease a Bikeのロベルト・ヘーシンクとAlpecin-Deceuninckのオスカル・リースベークの二人のオランダ人が引いている。

 

残り21.1km。9秒差に。

 

シャビエル・イササが足を止めて、集団にキャッチされた。

 

残り15.6km。各チームが横一線に。

 

この10分間で53.6km/hとようやくペースが上がる。ここまで予定進行よりも遅いペース。

 

ロベルト・ヘーシンクが仕事終了で最後尾に。恐るべき38歳。

 

残り6.6km。 INEOS Grenadiersも集団先頭に。

 

残り4km。時速60km/h。

 

残り3km。この20分は53.6km/h。

 

残り2.3km。Team Visma | Lease a Bikeのアッティラ・ヴァルテルが引いている。

 

残り1.8km。ヴィクトール・カンペナールツがアタック!

 

残り1.4km。まだ、ヴィクトール・カンペナールツが逃げている。

 

残り1kmを切ってヴィクトール・カンペナールツが捕まる。

 

Intermarché – Wantyが先頭に。

 

カーデン・グローブスの後ろは、ワウト・ファンアールトだ。

 

これは二人の対決となるか。

 

カーデン・グローブスが発射された!

 

しかし、すぐにワウト・ファンアールトが抜き去る。

 

カーデン・グローブスが追いすがるが～。

 

ワウト・ファンアールトが伸びる!

 

カーデン・グローブスがハンドルを投げたが～。

 

勝ったのはワウト・ファンアールトだ～!

 

でた。これはRed Bullの翼を授けるポーズだ。

 

ワウト・ファンアールトが羽ばたく。

 

2022年ツール・ド・フランスと同じパターンだ。リーダージャージを獲得してから、ステージ優勝。

 

ワウト・ファンアールトは、ゴールのスプリントポイントも追加。ポイント賞もトップに。

 

スーパーワウトが帰ってきた!

実に、2月25日のクールネ〜ブリュッセル〜クールネ以来の今シーズンの2勝目となった。ツール・ド・フランスでは2位が2回。このブエルタでは、リーダージャージを着用してステージ優勝を収めた。

 

リザルト

ステージ優勝したTeam Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールト

我慢した甲斐があったよ。また両手を上げられるようになるまでには長い時間がかかった。

今日は逆をやるつもりだったんだ。彼の後を追いながら、早めにアタックして自分の力を発揮するつもりだったんだ。

最後まで200メートルほど走って彼を驚かせたと思う。実際、少し上がったけど、とても速かった。実際、僕にとっては完璧なスプリントだった。

赤のジャージを着ているにもかかわらず、勝つことができなかったですね。

自信はあったよ。昨日のステージですでにいい感じだったし、今日はさらに暑かった。でもチームと一緒に一日中コントロールできた。彼らは僕を正しい位置につけてくれたし、幸運にもゴールすることができた。

明日のステージで、リーダージャージを手放さなければならない可能性が高いようですが。

残念ながら、楽しみはもう終わったよ(笑)。明日はセップ・クスとシアン・エイテブルックスにリーダーを譲ることができる。僕にとって、赤いジャージを守るのは難しすぎる。

 

Team Visma | Lease a Bikeのセップ・クスのコメント

とてもうれしいよ。彼はタフなシーズンだったけど、ブエルタで楽しんでいるのを見るのは嬉しい。昨日はリーダージャージを獲得して嬉しかったけど、今日の勝利は彼が求めていたものなんだ。

 

第3ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞

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