ヤコブ・フルサンはAstana Pro Teamの中心選手。
現在2021年まで契約をしているが、彼は契約途中での移籍も視野にいれているようだ。
Astana Pro Teamは経営難に陥っており、チームからの離脱を考えるのも無理はない。だが、移籍を考えていたのは2021契約延長をする前だったと言う。
デンマークが関係
ヤコブ・フルサンが移籍を考えているチームは、ずばりTeam NTT。
ここには、共同代表となっているビャンヌ・リースがいる。
実は、二人は2009年と2010年にSaxo Bank で監督と選手という関係だった。ビャンヌ・リースもデンマーク人。
NTTでは、Lars Michaelsenがシニアスポーツディレクター、最近引退したLars Bakがアシスタントスポーツディレクターを務めており、デンマークライダーも3人いる。
デンマークのスポンサーをつければ、デンマーク人が活躍する姿を見たいのは当然。そうなればデンマーク人であるフルグサングが一番のライダーだ。
また、来年度のツール・ド・フランスの開幕地がコペンハーゲンであることも関係している。スポンサー集めには好都合となっている。
ただ、あくまで2021年末まで契約は交わしており、移籍する場合には、アレクサンドル・ヴィノクロフの承認がいる。
チームの中心選手をそう簡単に手放すはずがない。
ヤコブ・フルサンは
しかし、昨年、契約を延長する前に、ビャンヌと話した。とりわけ、現在のデンマークのチームでツアーを開始できるようにすることを目的としていたが成功しなかった。
カザフのユニフォームでキャリアを終えるか、デンマークのフォーメーションでプレーするかはわからない。
噂では、モビスターに移籍となっていたが、実際にはNTTと話をしていたことになる。
現在35歳のフルグサング。残された年月は多くはない。
2019年シーズンはキャリアハイの成績を収めた。
2021年シーズン、NTTに契約解除して移籍するのか? 彼自身は全く否定していない。
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