17年間のプロ生活を終えた後、美しく別れを告げる。
それが今シーズンの終わりのマールテン・ワイナンス(Team Jumbo-Visma )の計画だった。しかし、コロナウイルスがやってくる。
「そのように停止したくない」したがって、38歳のベルギー最年長のプロは、Jumbo-Vismaとの契約を延長した。
バイクを降りる日は、2021年4月11日。
何故4月11日なのか?
Incredible happy & grateful that the journey continues on and off the bike with this beautiful team ⚫🟡👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇https://t.co/idKfdPNus6
— maarten wynants (@wynants82) June 27, 2020
ベルギー人はすぐには止まらない。コロナウイルスの影響で、ベルギーの現役最年長プロが契約を半年間延長することになった。
本当は昨年末で止めるつもりだったワイナンスだったが、チームの印象的なシーズンを経て、もう1年走ることにした。
コロナウイルスで全てが中止になってしまったが、あと4ヶ月もレースができるとなると、いずれにせよかなりのもの。シーズンはまだ失われていないし、レースに飢えている。
この道はやめたくない。というわけで、2021年にもう一回春に乗って、平常時のお別れができるようにすることにした。パリ~ルーベが私の最後のレースになる。
贅を尽くしているパリ~ルーベは感情的で価値が高く、大好きなレース。トム・ボーネン(4年間クイックステップで一緒)の別れの挨拶の仕方が、無意識のうちに役割を果たしていたのかもしれない。
ワウト・ファンアールトやチームメイトを勝利に導きたいと思っている。
と語っている。一番印象に残っているレースで締めくくる訳だ。
バイクを降りたあとはハンドルを握る
ワイナンツは7月7日に2週間のインターンシップでオーストリアのZillertalにチームと一緒に出発。
ストラーデビアンケでレースを再開。その後、若手とチェコのツアーにでかける。
ここではロードキャプテンとしての役割を果たすことになる。
若手選手には指導が必要で、みんな一生懸命に乗れるけど、その時その時で正しい判断をしないといけない。位置取りのポジショニングも大切だ。
ハードにペダルを踏むタイミングや体力を温存するタイミングなど、勉強して知っておかなければならない。これを走りながら若手に伝える。
そして、来春のパリ~ルーベまで走ってバイクを降りる。
その後、ワイナイツは、開発チームで指導したあとに、数年かけてツール・ド・フランスのハンドルを握るようになるだろう。
コメント