UCI(国際自転車競技連合)は10月19日、2027年シーズンの登録に向けて、期限までに必要書類を提出したプロロードチームのリストを公表した。
男子ワールドチームでは16チーム、女子ワールドチームでは12チームが掲載されたが、Team Jayco AlUlaとTeam Picnic PostNLは男女ともにリストに名前がなかった。
両チームは、2027年シーズンに向けた登録手続きに不確実性を抱えることになった。
ただし、UCIは必要書類が未完了のチームにも手続き中に不足を解消する機会を認めており、現時点で来季のワールドツアー参戦が不可能になったわけではない。
UCIが2027年の登録申請リストを公表
Women’s and men’s professional road cycling: 48 teams have submitted essential documents with a view to registration in 2027 – https://t.co/2W8QIs8F9e https://t.co/gN7FoXDCnl
— UCI_media (@UCI_media) October 19, 2026
UCIの発表によると、2027年シーズンの登録申請では、10月15日までに必要書類を提出することが求められていた。
今回公表されたリストには、男女のワールドチームとプロチームを合わせて48チームが掲載されている。
一方、申請総数は54チーム。つまり、申請したものの必要書類がすべてそろわず、今回の公表リストに掲載されなかったチームが6チーム存在する。
UCIは現在、監査法人PwCとともに各チームの申請内容を審査している。審査では財務、行政、倫理面の基準が確認され、ワールドチームなどについては組織面の基準も評価される。
必要書類が期限までにそろわなかったチームも、登録手続きが終了するまでに不足を解消できれば、2027年シーズンの登録を受けられる可能性がある。最終的な登録チームのリストは12月8日に公表される予定だ。
Team Jayco AlUlaは昨年も同様の状況に
Team Jayco AlUlaは昨年もだ。
GreenEDGEが運営する男女のチームは、昨年の2026年シーズンに向けた登録手続きでも、最初の公表リストに名前がなかった。
しかし、その後に必要書類を整え、2026年シーズンのワールドツアー登録を確保している。
昨年も、銀行保証とスポンサーシップの問題で遅れたのだ。
そのため、今回の未掲載だけをもって、チームの存続や来季の参戦が危ぶまれると断定することはできない。
ただし、今回の書類が不足した理由について、UCIは個別のチーム名や具体的な原因を明らかにしていない。昨年と同じ理由によるものかどうかも、現時点では確認できない。
Team Picnic PostNLも男女チームが未掲載
Team Picnic PostNLも、男子・女子の両チームが今回のリストから外れた。
同チームは2026年から2028年までの通常の3年ライセンスではなく、2026年シーズンのみのワールドツアーライセンスを取得していた。
2027年以降のライセンス延長には、UCIライセンス委員会が定めた財務面の条件を満たす必要がある。
チームが発表した声明によると、今回の遅延は、自転車スポンサーであるLapierreの親会社であるアクセルが経営破綻に陥ったことを受け、Lapierreが最近財政難に陥ったことが原因だという。
今回、必要書類が期限までにそろわなかったことで、来季の登録に向けた不確実性がさらに高まった。ただし、UCIは不足書類の具体的な内容や、Picnic PostNLがリストに掲載されなかった直接の理由を公表していない。
チーム側はこれまで、2027年も男女両チームでワールドツアーに参戦するための準備を進めていると説明している。今後、財務面を含む登録要件を満たせるかが重要になる。
Team Picnic PostNLは、恐怖政治と噂されるほど厳格なチーム体制がある。これらもあまりスポンサーにとっては良いニュースではない。
今回のUCIの発表は、2027年シーズンの登録に必要な書類を期限までにすべて提出したチームを示すものであり、最終的な登録チームを確定するものではない。
Team Jayco AlUlaとTeam Picnic PostNLは、男女ともに初回リストに掲載されなかったものの、今後の手続きで状況が変わる可能性が残されている。
しかし、困るのは選手だ。契約があるか確定していないので移籍先を探すのも難しくなる。毎年の話だけど。
両チームが不足書類を解消し、来季もワールドツアーの舞台に立てるのか。12月8日に予定されている最終リストの公表に注目したい。






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