Ridleyが新型ロードバイクRidley FALCN RS 2.0を発表した。
クライミング性能を重視して全面的に再設計されたモデルで、フレームセットは先代から12%の軽量化を実現。サイズMのフレーム重量はわずか705gで、最軽量仕様の完成車はペダルなしで6.2kgとなる。
UCIが定める自転車の最低重量6.8kgを大きく下回る軽さを持ちながら、空力性能も追求。エアロロードの「Noah Fast」とは異なる選択肢として、山岳ステージや起伏のあるコースでの活躍を狙う。
Ridley FALCN RS 2.0
Ridley FALCN RS 2.0は、単なるマイナーチェンジではなく、フレーム、フォーク、シートポストを全面的に再設計したモデルだ。
サイズMのフレーム重量は705g。
先代の825gから大幅に軽量化され、フレームセット全体でも12%軽くなった。カーボンの積層方法を見直し、必要な剛性を確保しながら材料の重なりを減らすことで、軽量化と剛性の両立を図っている。
最軽量仕様の完成車重量は6.2kg。
UCIの最低重量制限である6.8kgを600g下回る数値だ。レースでは規定重量を満たす必要があるものの、軽さに余裕があることで、ライダーやチームはホイールなどの構成を変更し、コースに応じたセッティングを選びやすくなる。
実際、Uno-X Mobilityはグランツールで実践投入している。
軽さだけではない「Aero-to-Weight」

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FALCN RS 2.0が目指したのは、単純に軽い自転車を作ることではない。
軽量性と空力性能を組み合わせる「Aero-to-Weight」という考え方が設計の中心にある。
フレーム形状は先代から見直され、カーボンをより効率よく配置できる形状を採用。
Ridleyによれば、時速50kmでの空力性能はNoah Fastに対して約10W劣る一方、軽さを武器に山岳コースでの性能を重視した設計となっている。
つまり、平坦路での空力性能を最優先するNoah Fastと、軽さと登坂性能を重視するFALCN RS 2.0。それぞれのバイクに役割を持たせることで、コースに合わせた機材選択を可能にする。
2026 ツール・ド・フランスでも実戦投入
新型FALCN RS 2.0は、正式発表前からUno-X Mobilityの選手たちによって実戦で使用されていた。
2026 ツール・ド・フランスでは、トースタイン・トレーエンがマイヨ・ジョーヌを着用した第6ステージでこのバイクを選択。
山岳区間を含むステージで、エアロ性能を優先したNoah Fastではなく、軽量性を重視したモデルを使用したことも注目された。
また、2026 ブエルタ・ア・エスパーニャでは、トビアス・ヨハンネセンが第20ステージでFALCN RS 2.0に乗りステージ2位を獲得。
その翌日の第21ステージではNoah Fastで勝利しており、コースに応じたバイクの使い分けを印象づけた。
トースタイン・トレーエンのコメント
FALCN RSは、初めて乗ったその瞬間から私を魅了した。このバイクは驚くほど反応が良く、抜群の安定性を誇り、急勾配の登りから高速の下りまで、あらゆる状況で安心感を与えてくれる。
ツール・ド・フランスでイエロージャージを着てこのバイクでレースに臨めたことは、このバイクをさらに特別なものにしてくれた。
ツール・ド・フランスの全行程を通じて、このバイクは完璧な走りを見せてくれた。間違いなく、私がこれまで乗ってきた中で最高のバイクの一つであり、その歴史の一端を担えたことを誇りに思う。



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