レムコ・エヴェネプールは、8月1日のクラシカ・サンセバスティアン以来、約1カ月ぶりに実戦へ復帰する。
9月11日のグランプリ・シクリスト・ド・ケベック、13日のグランプリ・シクリスト・ド・モンレアルに出場し、その後はモントリオール世界選手権へ向かう。
カナダ2連戦で状態を確認し、世界選手権へ
この1カ月、レムコ・エヴェネプールは3週間半にわたる高地トレーニングを行ってきた。
本人はカナダでの最初の2レースについて、実戦の刺激を身体に入れ、現在の状態を確認する場としながらも、勝利への意欲を隠していない。
「両方のレースで勝利を目指す」と語り、ケベックとモントリオールの両方でタイトルを狙う姿勢を示している。
特にケベックについては「紙面上は自分に最も向いていない」としながらも、フィニッシュ手前の登りが急になったことで自身の勝機が高まったと分析しており、小集団でのスプリントにも自信をのぞかせている。
世界選手権へ向けた重要な前哨戦
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レムコ・エヴェネプールにとっての最大の目標は、その先にあるモントリオール世界選手権だ。
モントリオールのコースは、今回のグランプリ・シクリスト・ド・モンレアルと大部分が重なる。
世界選手権はここからさらに約70km長くなるものの、登りの感触や下りの危険箇所など、サーキット特有の感覚を取り戻し、実戦をこなしながらコースを確認できる重要な機会となる。
今大会そして世界選手権において、大きなトピックとなっているのがタデイ・ポガチャルの不在だ。
ブエルタ・ア・エスパーニャでの落車負傷により、母国スロベニアで開催されるヨーロッパ選手権や、大本命と目されていた世界選手権の欠場を余儀なくされた。
レムコ・エヴェネプールはこれに対し「落車はレースの一部とはいえ、本当に残念だ。彼がいなくなることでレース展開は間違いなく変わる」と語っている。
一方で、自身にとって唯一獲得できていないヨーロッパ選手権のタイトルについては、タデイ・ポガチャルの不在によって「少し可能性が開けた」とも率直に述べている。
世界選手権のライバルについて
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さらに、タデイ・ポガチャルが不在となったことで、ワウト・ファンアールトやマチュー・ファンデルプールといった選手たちの名前が世界選手権の優勝候補として再び取り沙汰されている。
レムコ・エヴェネプールは彼らについて、
「4〜5分の登りは体重のある彼らには不利に働くが、絶好調の日のワウト・ファンアールトやマチュー・ファンデルプール、あるいはマイケル・マシューズやマッズ・ピーダスンなら十分に生き残り、勝負に絡んでくる。
タデイ・ポガチャルがいなくても、他のチームのクライマーたちが彼らを振り落とそうとペースを上げるため、レース自体が過酷になることに変わりはない」と冷静に分析している。
カナダ2連戦は、レムコ・エヴェネプールにとって単なる復帰戦ではない。世界王者奪還、そしてヨーロッパ選手権でのタイトル獲得へ向けて、自らの状態とコースを確認する重要なステップとなる。





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