本当に小出しで移籍の発表をするイスラエルサイクリングアカデミー。
吸収合併するカチューシャ・アルペシンから7人目のライダーとしてニルス・ポリッツの移籍を発表した。
ニルス・ポリッツはタイムトライヤルも強く、クラシックにも強い。そしてツール・ド・フランスでは山岳の逃げもみせてくれた。
カチューシャ・アルペシンの中では、もっとも将来性のある選手で彼の移籍が発表されたのは本当に嬉しいニュースだ。
Nils Politt
Just Look who we got : WELCOME から
NILS
POLITT !
“Best German classic man” is now an ICA . Full announcement:https://t.co/D2El8VWSdv pic.twitter.com/sbremRVDg0— IsraelCyclingAcademy (@yallaACADEMY) November 26, 2019
ニルス・ポリッツは2018年にも北のクラシックで上位に入っていた。パリ~ルーベも7位となっており、今年の活躍が期待されていたが期待以上の働きを見せてくれた選手の一人となった。
2019パリ~ルーベでは、途中の石畳区間でもアタックをかけて逃げており最後はフリップ・ジルベールのスプリントに負けてしまったが、それは後ろからイヴ・ランパールトが追ってきておりフリップ・ジルベールが前に出る必要がなかったからだ。
タイムトライヤルも年々強くなっており、ドイツ国内ではトニー・マルティンに続いて2位。パリ~ニースのTTでも2位となっており独走力に磨きをかける走りとなっている。
ニルス・ポリッツは間違いなく、来シーズンもクラシックで上位に入るはずだ。イスラエルサイクリングアカデミーにとっては、強力な戦力となることは間違いない。
残る二人のカチューシャ・アルペシンのメンバー
現在、未だに未契約の選手はあと二人。
エンリコ・バッタリンはカチューシャ・アルペシンの主力メンバーの一人で、今年はジロとブエルタに出ている30歳。
エンリコ・バッタリンは間違いなく、イスラエルサイクリングアカデミーに移籍発表となるかと思っていたら、2020年にはイタリアのプロコンチネンタルチームのBardiani-CSF-Faizanèで走るようですね。
その後のインスタグラムを見ると、すでに治っているようだが意味深なコメントも書いており多分ブロとして走ることは、もうないかもしれない。
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