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ヨナス・ヴィンゲゴーに早くも最大の試練 山岳の右腕ウィルコ・ケルデルマンのジロ離脱【追記】

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2026年ジロ・デ・イタリアにおいて、総合優勝を狙うヨナス・ヴィンゲゴーに序盤から最大の試練が訪れた。

Team Visma | Lease a Bikeの山岳アシストの要であり、経験豊富なウィルコ・ケルデルマンがレースから姿を消した。

過酷な山岳ステージを前に最も信頼できる右腕を失ったことは、ヴィンゲゴーの今後の戦いに深刻な影響を及ぼすだろう。

 

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山岳の盾を失ったエースに迫る包囲網

 

第2ステージで発生した落車により、ウィルコ・ケルデルマンはジロ・デ・イタリアからのリタイアを余儀なくされた。

35歳のベテランクライマーである彼は、今大会においてエースのヨナス・ヴィンゲゴーを厳しい山岳ステージで最後まで牽引する、最重要の役割を担っていた。

ケルデルマンのキャリアは、常に不運と怪我との戦いであった。過去にもグランツールの大舞台で幾度となく落車や負傷に見舞われ、そのたびに不屈の精神で復活を遂げてきたが、今回のジロでも再びその悲運の連鎖を断ち切ることはできなかった。

彼の離脱は選手個人にとっての悲劇にとどまらず、Team Visma | Lease a Bikeの総合戦略の根幹を揺るがす事態である。

ヨナス・ヴィンゲゴーにとって、勝負を決定づける難関山岳においてケルデルマンの強力なサポートを受けられないことは、計り知れない痛手となる。

強力なライバルチームが連携して次々と攻撃を仕掛けてくることが予想される中、大会の極めて早い段階で主要な山岳の盾を失ってしまった。

 

ケガだらけのウィルコ・ケルデルマン

 

ウィルコ・ケルデルマンほど、ケガの多い選手もいない。ケガリストにさらに追加される。

  • 2014年12月23日:トレーニング中に鎖骨骨折
  • 2015年6月8日:クリテリウム・デュ・ドーフィネでの転倒による手首の負傷
  • 2015年6月13日:ドーフィネのクイーンステージで、早めの転倒により氷に沈む
  • 2015年7月2日:トレーニング中に軽度のクラッシュが発生
  • 2015年7月13日:ツアーデビュー戦で何度もクラッシュ。背中の問題に悩まされる
  • 2016年3月21日:ツアー・オブ・カタルーニャでの体調不良について
  • 2016年7月23日:ツール・ド・フランス第5ステージでの遅めの転倒による打撲傷
  • 2017年3月7日:ストラーデ・ビアンケでの指の骨折で1ヶ月間欠場
  • 2017年5月14日 : ジロ・デ・イタリアでのバイクとの衝突で指を骨折
  • 2017年8月22日 :  第4ステージのブエルタ・ア・エスパーニャで転倒
  • 2017年10月22日 :  ツアー・オブ・グォンシィでのクラッシュで腕に深い傷を負った
  • 2018年3月11日  :  ティレーノ〜アドリアティコで転倒し、鎖骨骨折
  • 2018年4月5日  :   鎖骨骨折の合併症による長期欠場
    2018年7月1日   :  NKサイクリングでの事故後、肩を調査
  • 2019年3月29日   :  カタルーニャ州での転倒による頸椎骨折、鎖骨骨折
  • 2019年7月22日  : 背中のトラブルでツール・ド・フランスを離脱
  • 2021年1月16日  : トレーニング中の事故による椎骨骨折と脳震盪
  • 2021年9月1日 :  ベネルクスツアー第3ステージ落車 骨盤・肋骨、手の骨折
  • 2023年8月28日 : 落車により小指骨折
  • 2024年3月10日  : 落車により鎖骨骨折 手術
  • 2026年5月09日 :  ジロ・デ・イタリア第2ステージ落車による鎖骨骨折

 

他のライバルチームが総合戦略を整える一方で、早くも山岳での数的不利を突きつけられたTeam Visma | Lease a Bike。エースが孤立無援となるリスクが急激に高まる中、ヨナス・ヴィンゲゴーは、この巨大な危機をいかに凌ぐのか。

頂点への道のりは、開幕前の予想を遥かに超えて険しいものとなっている。

 

【追記】

 

鎖骨骨折だった

 
 
 
 
 
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ヴィクトール・カンペナールツのInstagramでウィルコ・ケルデルマンが鎖骨骨折したことを明かしている。良く見るとシャツの下にギブスをしているようにも見える。

「大きな目標に向けてしっかり準備してきたのに、皆を置いていかなければならないのは非常に悔しい。でも、ライダーとしては、何かおかしいとすぐに気づくものだ。」

 

 

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