5月3日に開催されたファメンヌ アルデンヌ クラシックでは、雨と路面の牛の糞が原因でプロトン内に胃腸炎が蔓延した。
アルノー・デリーは、ここで今シーズンの初勝利をあげたのだけど、集団内の半分は胃腸炎。ようはお腹を壊したわけだ。
Lotto Intermarchéの選手たちも深刻な影響を受け、アルノー・デリーもブルガリアへ向かう機内で体調不良に陥った。
その症状は重く、デリーはジロ・デ・イタリアのチームプレゼンテーションを欠席せざるを得ないほど、非常に苦しい状態で今大会を迎えていた。
上り坂でヴィクトール・カンペナールツがアシスト
Different teams, but shared respect 🤝
Victor Campenaerts gives compatriot Arnaud De Lie a helping hand as the Belgian goes through a rough patch! pic.twitter.com/rt6C7uctkJ
— Cycling on TNT Sports (@cyclingontnt) May 10, 2026
上記の動画をよく見ると、アルノー・デリーはLotto Intermarchéのボトルをヴィクトール・カンペナールツに渡している。
カンペナールツは上り坂でデリーのボトルを自ら受け取って預かり、デリーが運ぶ重量を少しでも減らして負担を軽くしていたのだ。
More than rivals 🇧🇪🤝
Despite racing for different teams, Victor Campenaerts lent a hand to struggling compatriot Arnaud De Lie on the climb💛
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🇮🇹 #GirodItalia pic.twitter.com/P1gkja0EMx— Velon CC (@VelonCC) May 10, 2026
そして、いよいよアルノー・デリーが遅れそうなタイミング。集団から切れる前にヴィクトール・カンペナールツは、ボトルをアルノー・デリーに返しているのだ。
その時に、少しだけ長く持って押し出してあげている。
つまり、500gほど軽量化して少しでも登りやすくするためにアシストしたのだ。当初自分は、普通にボトルを渡したのかと思っていたけれど、別れる時にもボトルを渡していたから訳がわからなかった。
ヴィクトール・カンペナールツは、元Lottoで走っており、2022年から2人は同じチームで共に走っていた。
現在は別々のジャージを着て戦っているが、胃腸炎の影響で苦しむ後輩の負担を少しでも減らそうとするヴィクトール・カンペナールツの行動は、勝負を超えた美しいスポーツマンシップだ。





コメント
“レシュレの雄牛アルノー・デリー 農家の子として”の記事を読んでからアルノーデリーの事が好きになりました。「イブランパールトがマイヨジョーヌを獲得した時の第一声が”俺は農家の子”と発言した事に感銘をを受けた」のあたりがアルノーデリーの人柄を知れた気がしました。
アルノーデリーは、駆け出しの頃カンペナールツの家に下宿していたという話がありますね。