2026年のパリ〜ルーベは、個人の力だけでなく、チームの連携が勝敗を分ける決定的な要素となった。
終盤、後続グループが猛追を見せ、一時は先頭まで20秒差に迫る緊迫した展開が訪れた。
2度のパンクで2分10秒差あったマチュー・ファンデルプールが追い付いたことで、マッズ・ピーダスンと共にスプリントに持ち込むと思われたのだ。
だが、このまま追いつかれるかと思われたその時、決定的な役割を果たしたのが、ワウト・ファンアールトのチームメイト、Team Visma | Lease a Bikeのクリストフ・ラポルトだった。
クリストフ・ラポルトの追走阻止のアシスト
Clip of Florian Vermeersch’ crash on Trouée d’Arenberg. #ParisRoubaixpic.twitter.com/ESvcCT9fMp
— Benji Naesen (@BenjiNaesen) April 12, 2026
上記を見ると、アランベールの森でUAE Team Emirates – XRGのフロリアン・フェルメルシュが落車。その時に、Soudal – Quick Stepのジャスパー・ストゥイヴェンはギリギリで避けている。
もし、巻き込まれていたらジャスパー・ストゥイヴェンの表彰台はなかった。紙一重だ。
この後、Soudal – Quick Stepのジャスパー・ストゥイヴェンと、Team Visma | Lease a Bikeのクリストフ・ラポルトは追走グループに入り込んだ。
ここで、クリストフ・ラポルトが見事なブロックで追走の勢いを削ぎ落とした。
この巧みなチームアシストが決定打となり、ワウト・ファンアールトの劇的な勝利が守り抜かれることとなっている。
3位で表彰台を獲得したジャスパー・ストゥイヴェン(Soudal – Quick Step)が、レース後にその攻防を振り返っている。
Jasper Stuyven encore une fois le « meilleur des autres » https://t.co/V502P5lWXJ
— Sudinfo.be (@sudinfo_be) April 12, 2026
一時は先頭まで20秒差まで迫り、追いつくチャンスがあるように見えました。何が決定的な違いを生んだのでしょうか。
ワウトのチームメイトであるクリストフ・ラポルトが、完璧に追走をストップさせたんだ。彼には脱帽するしかないね。
僕たちが先頭に復帰できなかったのは、間違いなく彼のアシストが影響している。彼は決して不快なやり方ではなく、非常にクリーンで正確にブロックの役割をこなした。その結果、追走の連携が途切れてしまったんだ。

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット
ご自身にとっては、モニュメントでの素晴らしい表彰台獲得となりましたね。
ああ、表彰台に立てたのは本当に美しい結果だ。これまでモニュメントでは何度も表彰台を逃してきたからね。
3位になることと、4位や5位とでは大きな違いがある。この春のクラシックではSoudal – Quick Stepとして運に恵まれないこともあった。けれど、最後にこのような結果を残せたのは、自分にとってもチームにとっても素晴らしいことだ。
最後にうまく抜け出しましたね。
最後の数キロで、何か試してみなければならないと思い、本能的に走り、わずかな差をつけてベロドロームまで持ち込むことができた。自分自身とチームの信頼と期待に応えることができて嬉しい。
実は、20秒まで迫った時に追いつくかと思っていた。ただ、やはり一人でも協調しないと人がいると先頭交代もスムーズにいかない。クリストフ・ラポルトは、巧みに2番手を走りマチュー・ファンデルプールとマッズ・ピーダスンの先頭交代も邪魔していた。
ジャスパー・ストゥイヴェンは、2021 ミラノ~サンレモ制覇している。今回は久々の表彰台だが、流石にレース感が素晴らしかった。
ここで掛ければ、お見合いになると見切っていたかのようなアタックだった。


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