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2026 E3 サクソバンククラシック 「追走していた連中は愚かだ」チームカーのトム・ボーネンが放った辛辣な一言

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Photo credit: Cindy Trossaert on Visualhunt.com
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マチュー・ファンデルプールが異次元の独走劇を見せた2026年のE3サクソバンククラシック。

しかし、レースの結末を決定づけたのは、王者を目前まで追い詰めながらも連携を欠いた追走グループの自滅だった。

自らのエゴと牽制によって勝利のチャンスを無駄にした彼らの姿勢に対し、この日チームカーからレースを見守っていたレジェンド、トム・ボーネンが辛辣な言葉を浴びせている。

 

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愚かな追走とトム・ボーネン

 

トム・ボーネンは2017年のパリ~ルーベを13位でフニッシュして引退した。

2005 世界選手権優勝。2005~2006 ロンド・ファン・フラーンデレン連続優勝を果たすなどフランドル・クラシックを中心としたワンデイレースで活躍。

パリ~ルーベを4回。世界選手権のロードレースを含む122勝、ツール・ド・フランスの6つのステージ勝利。2007 ツール・ド・フランスでポイント賞も獲得。 E3 サクソバンククラシックは5勝しているレジェンドだ。

2026 E3 サクソバンククラシックのレース終盤、マチュー・ファンデルプール(Alpecin-Premier Tech)を追うグループには、フロリアン・フェルメルシュ(UAE Team Emirates – XRG)やスタン・デウルフ(Decathlon CMA CGM Team)、ペール・ストランド・ハーゲネス(Team Visma | Lease a Bike)らが名を連ねていた。

彼らは先頭のファンデルプールを射程圏内に捉えていたものの、グループ内に最速のスプリンターを抱えているという事実が、誰にも牽引をさせない「毒入りギフト」として作用してしまった。

誰もが最後の一踏みを渋り、お互いの顔を見合わせた結果、見事に追走の連携は崩壊。ファンデルプールは一度止めた脚をサドルに座ったまま再び回し、あっという間に彼らの視界から消え去っていったのだ。

研修中のチームマネージャーとしてではなく、何らかの形で貢献できるかどうかを見極めるため、トム・ボーネンはSoudal – Quick Stepのチームカーに座っていた。レースを視察していたトム・ボーネンは、この追走陣の馬鹿げた駆け引きに対して怒りを隠さなかった。

 

今日はチームカーからの視察でしたが、レースを振り返ってみていかがでしたか。

楽しい一日だった。美しいレースを見ることができたし、再び車に乗れたのは嬉しかった。今日は視察のつもりだったから、将来どうなるかはまだ分からない。マチューは期待通りにそこにいたが、かなりのパフォーマンスだった。

 

ファンデルプールを逃した追走グループの動きについて、率直な意見を聞かせてください。

今日学んだことは多くないが、ただ一つ、追走していた連中が愚かだったということだけは分かった。あの結末には腹が立ったよ。

 

ゴール手前の駆け引きが致命的になったということでしょうか。

あそこまでたどり着くために、みんなで協力して全ての作業をこなしてきたはずだ。それなのに、最後の10mになってロバのように馬鹿げた振る舞いを始めるなんて、絶対にやるべきことではない。

 

まあ、誰もが思う摩訶不思議なゴール前の人間模様だった。マチュー・ファンデルプールは、すでに自分はスプリントできる足はないと覚悟していたのに、後方の4人は自分達の足を気にしていたということだ。

あと3秒ならば何メートルだろうか。誰がその距離を縮めるかが彼らの足を止めさせた。まあ、フロリアン・フェルメルシュを見てたんだろうけど、彼の考えも違っていた。

人間だからこそのレース模様だけど、残り70km付近から追走。30分の単独追走をして先頭集団に追いついてから、残り42kmからの独走とすでに足を使い切っていたマチュー・ファンデルプールにとっては願ってもない後続の走りとなった。

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