ベルギーの西フランダース州、リフテルフェルデで毎年開催される1クラスのワンデイレース。オムループ・ファン・ヘット・ハウトランド。Omloop van het Houtland (1.1)
ハウトランド(オランダ語でウッドランド)という用語は、歴史的なフランダースの2つの地域を指す場合が多い。
過去の優勝者は
-
2024 マキシミリアン・ヴァルシャイド
-
2023 ヘルベン・タイッセン
-
2022 ジャスパー・フィリップセン
-
2021 タコ・ファンデルホールン
-
2019 マキシミリアン・ヴァルシャイド
-
2018 ヨナス・ファン・ヘネフテン
-
2017 トム・デヴリーント
-
2015 イェンス・デブシェル
エールネゲム~リフテルフェルデ 198.7km

コースプロフィール photo omloopvanhethoutland
最初に、エールネゲムで4周回のサーキット。次にリフテルフェルデに移動して12kmのローカルサーキットを9周回してゴールとなる。
注目のライダーは
- Team Jayco AlUla ディラン・フルーネウェーヘン、マキシミリアン・ヴァルシャイド
- Soudal Quick-Step ティム・メルリエ
- Alpecin – Deceuninck サイモン・デヘアーズ
- Bahrain – Victorious ヒィル・バウハウス
- Cofidis ミラン・フレティン、サイモン・カー
- Groupama – FDJ シリル・バルト、ポール・ペンホーエ
- Intermarché – Wanty アルネ・マリット、ヘルベン・タイッセン、今村 駿介
- Movistar Team フェルナンド・ガビリア
- Team Picnic PostNL キャスパー・ヴァン・ユーデン
- XDS Astana Team ケース・ボル、マックス・カンター
- Lotto エリア・ヴィヴィアーニ、ミラン・メンテン
- Q36.5 Pro Cycling Team マッテオ・モスケッティ
- Tudor Pro Cycling Team アルベルト・ダイネーゼ
- Uno-X Mobility
スタート

cycling.pickx.beストリーミング スクリーンショット 以下同様
さあ、スタート。
スタートから飛び出す。
4人が逃げている。
- Sam Gademan (VolkerWessels)
- Vincent Van Hemelen (Flanders-Baloise)
- Jordy Decottignies (Tarteletto-Isorex)
- Alfredo Bueno (EF Education-Aevolo)
Alpecin-Deceuninckのジャンニ・フェルメルシュが逃げに加わる。
大きな落車。
先頭は人数を減らしていく。
またも落車。
落車で集団が割れている。
先頭は2人に。
ティム・メルリエはチームに守られている。
残り3周を越えてジャンニ・フェルメルシュは捕まる。
残り2周のゴールラインからXDS Astana Teamのエフゲニー・フェドロフが逃げだす。
残り18.6km。エフゲニー・フェドロフは10秒のリード。
エフゲニー・フェドロフは逃げれない。
エフゲニー・フェドロフが捕まりカウンターアタック。
3人がぬけだした。
- ケース・ボル XDS Astana Team
- ティム・ナバーマン Team Picnic PostNL
- マルテイン・ラセンベルグ Q36.5 Pro Cycling Team trainee(研修生)
残り1周
残り1周。
リードは8秒。しかし、ケース・ボルは何故逃げに。自分でスプリントを狙わないのか。
残り7.5km。もうリードがない。
先頭は捕まった。
残り5.2km。XDS Astana Teamのケース・ボルがまたも逃げに。マックス・カンターで狙うのか。
残り3.3km。6秒のリード。
あっと大きな落車。道路下まで落ちている。しかし、落車が多い。
残り1.6kmでケース・ボルが捕まった。
Intermarché – Wantyのローレンツ・レックスが先頭。
Soudal – Quick Stepが前に。
しっかりとティム・メルリエは前方にいる。
先頭はIntermarché – Wantyのヘルベン・タイッセン。
さあ、ティム・メルリエが前にでた。
ティム・メルリエがもがく。
ティム・メルリエはゴール前で後ろを振り向く余裕を見せてゴール!
今シーズンの15勝目となった。現在シーズン最多勝16勝のタデイ・ポガチャルを抜くか。
この差だ。2位はXDS Astana Teamのマックス・カンター。
ティム・メルリエは強い。道さえあけばあとはゴールまで突っ走るだけだ。
リザルト
優勝したSoudal – Quick Stepのティム・メルリエ
今日は先週よりずっと調子が良かったし、1日中素晴らしい走りで僕を良いポジションにキープしてくれたチームのために優勝できて嬉しい。
今年15勝を達成できたのは素晴らしいことだし、集団で最も成功したライダーとしてシーズンを締めくくるのは夢のようだ。簡単ではないけれど、来週のミュンスターラント・ジロを皮切りに、まだまだチャンスはあるし、個人総合最多勝の頂点に立つために全力を尽くすよ。
2位 XDS Astana Teamのマックス・カンター
3位 Intermarché – Wantyのアルネ・マリット
4位 ティモシー・デュポン
コメント