Team Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールトは、スーパー8クラシックで今シーズンのロードレースのプログラムを終了した。
中盤から追走集団の先頭に立ち攻撃。登りで一度遅れてからはマシュー・ブレナンのアシストに徹した。最後もゴール手前まで献身的にけん引。集団にいるAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン、Intermarché – Wantyのビニヤム・ギルマイを追いつかせなかった。
最後は復調したアルノー・デリーにマシュー・ブレナンが破れたが、ワウト・ファンアールトの活躍は凄まじかった。これにより予定通りワウト・ファンアールトはシーズン終了となる。
父親の時間に
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ワウト・ファンアールトは、2024 ブエルタ・ア・エスパーニャの落車からの復帰で2025年シーズンを始めた。シーズン当初はシルバーコレクター振りを発揮してしまい惜しいレースが続出。
とくにドワルス・ドール・フラーンデレンの2位は惜しかった。まさかスプリントで負けるとは~。
その後、ジロ前、ツール前とコンデション不良がありながらも、ジロでは三部作を完成。さらに、第20ステージでサイモン・イェーツのジロ・デ・イタリア総合優勝をアシストした。
さらに、2025 ツール・ド・フランスの最終戦モンマルトルの丘で、無敵と思われたタデイ・ポガチャルを破った。これは素晴らしいことだ。
今シーズン65レースを走っており、チームのために粉骨砕身した。これほどの活躍を出来る選手は中々いない。
ワウト・ファンアールトのコメント
スーパー8の決勝を振り返ってどうでしたか?
自分とチームメイトの調子がもう少し良ければ、もう少し長くプレーできたはずだ。マシュー・ブレナンのカードをもう少し延期したかった。でも、すぐに決断したんだ。
カナダでのレースよりも調子は良かったけど、誰かと一緒に前に出ても完走できる自信がなかった。その後は、すべてをまとめようと努力するのが本当に楽しかったよ。
ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスでのステージ優勝は、自分にとって本当に素晴らしいシーズンだった。チャンスを逃し、落ち込む瞬間もあったけどね。
さあ、休暇だ。自転車なしで。故郷の家族はきっと喜んでくれるだろう。これで本当に父親になれる。
息子二人と家族でしっかりと遊ぶことでしょうね。そしてシクロクロスシーズンには調整のために戻ってくるはず。なんといっても原点なのだから。
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