第7ステージも中々逃げが完成しない厳しいレースとなった。差をつけられる登りや丘がないのではプロで差がつくことは難しい。
ゲラント・トーマスは、すでに第1ステージの分断で遅れており、最後のツールで上位に入ることは考えていない。トーマスは、このステージに逃げに成功。わずかな望みに託したのだが。
集団よりずっといい
Nice day out in the break. Loved it. Much nicer than battling away in the peloton this Tour 🤣 We’ll keep trying 🙌 #TDF2025 pic.twitter.com/47C70F7Giv
— Geraint Thomas (@GeraintThomas86) July 11, 2025
ブレーキング争いがちょっと激しかったから、よし、やってみようという感じだった。UAE Team Emirates – XRGとAlpecin-Deceuninckはコントロールしたかったんだろうけど、誰かがコントロールしたいからといって、そうさせちゃいけないんだ。
結局、5人しかいなかったし、彼らはタイムをくれなかった。
まあ、受け入れるしかない。 ハードに走って彼らを苦しめることもできるけど、そうすると、どうせ自分で穴を掘ってしまうことになる。
でも、それは常に難しいことだった。 少なくとも、一日中集団の中で戦わなくて済んだというポジティブな面はあった。
逃げ切れないとわかっていて走り続けるのは精神的にも厳しいものがある。とくに2018 ツール・ド・フランス覇者、2022 ツール・ド・フランス総合3位という実績がありながら逃げるというのは最後のツール・ド・フランスということもあるだろう。
アシストとしてエースを守るだけではもったいない。しかも、ずっと攻撃が続く集団の中にいてもダッシュの連続でエネルギーの消耗は激しい。
残るステージで更にゲラント・トーマスの逃げが見てみたい。
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