タデイ・ポガチャルも調子良さそうだが、ライバルのヨナス・ヴィンゲゴーも負けていない。
どちらかというと静かな走りで山岳で姿を見せる感じだけど、今年はクリテリウム・デュ・ドーフィネでもゴール前でアタックする姿が見られていた。
さらに、今回のツール第2ステージでも残り5kmからアタック。この理由が面白い。
アタックの理由
ATTACK BY 🇩🇰 JONAS VINGEGAARD
ATTAQUE DE 🇩🇰 JONAS VINGEGAARD#TDF2025 pic.twitter.com/z7VhvvfJQZ
— Tour de France™ (@LeTour) July 6, 2025
当初ステージはワウト・ファンアールトが狙う予定だった。しかし、ワウトはジロ前の胃腸炎から完全には回復しておらず、調子が悪いことをチームに伝えていた。
こうなるとチームとしては総合でタイムを落としたくないので、ヨナス・ヴィンゲゴーとマッテオ・ヨルゲルソンを前に進める作戦となる。
まずは、ワウト・ファンアールト、そしてヴィクトール・カンペナールツが3級山岳 サンテティエンヌ・オ・モンでペースをあげる。
そして、最後はマッテオ・ヨルゲルソンが前に。最終的にはUAE Team Emirates – XRGのティム・ウェレンスの引きとなりタデイ・ポガチャルに次いでヨナス・ヴィンゲゴーも3位で3級山岳のポイントをクリアー。
ヨナス・ヴィンゲゴーのアタックは残り5.1kmから。すぐにレムコ・エヴェネプール、タデイ・ポガチャルがチェックにはいり牽制となる。
ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント
残り5kmからのアタックは逃げ切るつもりだったの?
この動きは純粋にエンターテイメントのためだった 自分で試さなければならなかった。正直に言うと、今日は少し調子が良かった。結果は予想以上だった。
ワウトの脚力がないと分かった時、僕と一緒に全力を出し切ろうとした。マッテオ・ヨルゲンソンも何か仕掛けようとした。だから、最終的には良い一日になったと思う。
こういうステージで3位になれるとは思っていなかった。初めてだね。集団スプリントで頑張っているから、僕はスプリンターだよね(笑
第2ステージのスタートは土砂降りの雨の中行われ、レース開幕2日間のストレスと緊張はさらに増してますね。
こういうステージが始まると、ここは本当に慌ただしい。 個人的には、スタートからハードな過去2回のツールの方が少し好きだった。今回はもっとストレスがかかるけど、それがツールの一部なんだ。
3位となったことについてコンデションは良いと?
自分の脚の状態と、レース展開には本当に満足している。前に二人の強いライダーがいた。タデイは、マチューに挑んでいたけど、マチューのほうが優れていたように見えた。
すくなくとも同じ時間は取れたと思う。
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