SRAMは、Force AXSとRival AXSグループセットを、ロード2xとグラベルXPLRの両方のモデルでアップデートした。
- SRAM Force AXS ロード用12速
- SRAM Rival AXS ロード用12速
- SRAM Force XPLR AXS グラベル用シングル 13速
- SRAM Rival XPLR AXS グラベル用シングル 13速
昨年、最上位モデルのRedがアップデートされたが、多くの機能と設計が採用されている。つまり、最上位モデルの機能と遜色ないレベルとなっているということだ。
ここではロード用のForceとRivalを紹介。
SRAM Force AXS
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ライバルのShimanoは、Dura-Aceの機能と性能をUltegraや105に転用している。性能差は、目に見えてわかるほどではなく違いは重量や耐久性にある。
SRAMはこれまで明確にシリーズ間で差があったけれど、これもShimanoにならって性能差を少なくしているは間違いない。
Force AXSは、ブレーキレバーを主に外側から再設計。ブレーキレバーの形状を変更することで、様々な手の形状に対応し、エルゴノミクスが向上している。Redに限りなく近いといっても良いかも。
新しい設計により、ブレーキレバーの上側だけでなく、ハンドルバーからのブレーキ操作も容易になっている。
フロントディレイラーの変更により、変速性能が向上し、ノイズも低減。リアディレイラーは若干軽量化されている。さらに、新しく大型化されたケージにより、機械抵抗も若干軽減された。
クランクセットも再設計され、Forceは特にスタイリッシュな外観で、軽量化と高剛性化を実現している。チェーンリングサイズは46/33T、48/35T、50/37Tから選択でき、パワーメーターオプションも用意されている。
ForceとRivalのカセットオプションは、10-28t、10-30t、10-33t、10-36t。前述のチェーンリングサイズと組み合わせることで、ForceとRivalは12速化以来維持されてきた幅広いギア比を維持している。
全体の重量は2,600gから2,456gと軽量化されている。
SRAM Rival AXS
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SRAM Rival AXSのブレーキレバーもアップデートされている。
ブレーキレバーヘッドの角度を調整することで、ブレーキに必要なエネルギーが80%削減され、ブレーキレバーの角度をより細かくカスタマイズできるようになっている。
指一本でコントロール可能と公式サイトでも宣伝されている。
また、エルゴノミクスの改良により、より幅広い手の形状にブレーキレバーがフィットするようになった。
チェーンリングサイズは46/33T、48/35T、50/37Tから選択でき、パワーメーターオプションも用意されている。
カセットオプションは、10-28t、10-30t、10-33t、10-36t。前述のチェーンリングサイズと組み合わせることで、Rivalは12速化以来維持されてきた幅広いギア比を維持している。
全体の重量は2,783gから2,612gと軽量化されている。
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