残り23kmで起こった石畳の濡れたカーブでの落車。
ユーザーからの動画をみると最初に滑りだしたのはBahrain Victoriousのアントニオ・ティベッリのようだ。
これに、Lidl – Trekのマッズ・ピーダスン、Bahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオ、Lidl – Trekのダン・フールが折り重なる。
この落車でアントニオ・ティベッリはステージ38位の2分遅れでゴール。総合3位から7位の3分2秒遅れとなってしまった。表彰台圏内に戻るのは非常に難しい事態となってしまった。
石畳の落車
昨日の落車シーン
バーレーンの選手が落車した影響で多くの選手がスリップし避けようのない大落車となりました
デルトロさんは巻き込まれたもののすぐに再出走できました
雨の石畳で狭い路幅、スピードアップした局面が生んだ悲劇かもしれません#GirodItalia #jspocyclepic.twitter.com/OlTbIpS1gn— Hys16 (@Hys16_JPN) May 24, 2025
この落車でアントニオ・ティベッリの上には何人ものライダーが重なった。骨折とかはないようだけど、石畳で落車したのだから打撲がないはずがない。さらに擦過傷などもあるはず。
今後の山岳ステージで影響が出るかもしれない。幸いにも後一日走れば休息日だが、第15ステージの山岳をこなさないといけない。
同胞のジュリオ・チッコーネはリタイヤに。
イタリアのサイクリング界にとって忘れられない一日となった。 一瞬のうちに、この国の2人の強力な総合優勝候補の、ジロへの野望がすべて消え去った。
アントニオ・ティベッリのコメント
とても怖かった。かすり傷以上のケガを負うかもしれないと、特に心配した。路面に激しくぶつかり、他のバイクが上に倒れてきたため、立ち上がった時には激痛だった。両足首がバイクの下敷きになってしまった。
僕がクラッシュしたのか、前のライダーがクラッシュしたのか、正確には覚えていない。何度もクラッシュした。
幸い、なんとかフィニッシュまでたどり着いた。 僕のバイクはまったく使えなかったから、チームメイトがバイクをくれたんだ。 何も壊れていないことを祈るだけだ。
集団に戻るためにできることはすべてやった。 ダミアーノ・カルーソを除いて、みんなが待っていた。それが何かを変えてくれたことを願っている。
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