2015年にロードバイクで初めてレースを走ったカールフレドリク・ハーゲン(Lotto Soudal)。
なんと、自転車に乗り始めたのは20歳の時だ。
しかも、その時にはマウンテンバイクに乗っていたというのだから驚き。
そんな彼が、ブロデビューして1年目で初めてのグランドツアーであるブエルタで驚きの走りをみせている。
ロードレースを初めて4年でブエルタ総合10位以内を達成するかもしれない。
普通のアスリートだった
🇵🇱 @Tour_de_Pologne coming up 3. – 9. of August 🇵🇱
— Carl Fredrik Hagen (@CFHagen) July 31, 2019
Summer training comes to an end this week and I’m looking forward to take on the second part of the season.
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ハーゲンは、あらゆる種類のスポーツを楽しんだ普通の青年だった。
10代で、サッカーをして、クロスカントリースキーを楽しむ。
ようやくマウンテンバイクに乗り始めたのは、20歳の時。遅すぎませんか??
2年間オフロードで楽しんだあと、2015年にTeam Sparebanken Sørのコンチネンタルチームに入って初めてロードバイクで初レース。
今から3年半前のことだ。
それからの活躍は目覚ましく、特に山岳が得意で多くの山岳賞を獲得をしている。
ロット・スーダルに入る前の成績を見てみよう。
これだけの成績をあげてロットスーダルへの扉を開いた。若いころから順調にステップを踏んでいた訳ではなく、ブロになったのも26歳と遅咲きのレーサーだ。
ロットはベルギーのチームでサイクリングの地であり、経験豊富な選手から学ぶことが出来る。
私は本当に遅くサイクリングを始めました。約3年半前に道路でレースを始めたんだ。
カールフレドリク・ハーゲンは、こうも言っている。
22歳の時にサイクリングを始めたライダーの名前がブエルタの上位で見られることを、奇妙に感じているという。
ロットには自由がある
ロット・スーダルはブエルタでは総合上位を狙う選手はいない。
選手は割と自由に走らせてもらっている、というのもハーゲンには有利に働いた。
エースをアシストするという仕事がないので、得意な山岳で順位を着実に上げていったのだ。
彼自身8回目だという個人タイムトライヤルでも32位と無難にまとめて総合6位をキープ。
14ステージが終わった時点で、総合8位の7分33秒遅れ。上位には各チームのエースしか並んでいないという状況だ。
この中にルーキーであるハーゲンの名前があるのは誰も想像出来なかっただろう。
これからブエルタは厳しい山岳が始まる。
たとえ彼が第3週の厳しいコースに屈しても、ハーゲンはワールドツアーのスポットにふさわしい走りを証明した。
私はスマートに走らなければいけません。マドリードで良いポジションにいたいですが、そこに着く前にたくさんの山があります。
遅咲きのライダー、カールフレドリク・ハーゲンのこれからの山岳での走りに注目だ。
山岳で、ロットのジャージが写ったら間違いなくカールフレドリク・ハーゲンのはず。
どこまで食い下がれるか、マドリードでの総合順位を期待しておこう。
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