Mitchelton-Scottで、将来のエース候補とされていたジャック・ヘイグがBahrain-McLarenに移籍する。
Mitchelton-Scottは、サイモン兄弟の弟アダム・イェーツがイネオスに移籍。
兄のサイモン・イエーツは残るが、一人リーダー各の選手がいなくなってしまった。それなのに、将来のエース候補のジャック・ヘイグまで移籍させてしまって大丈夫なんだろうか?
異例の3年契約
We are excited to announce that @jackhaig93 joins us in 2021 on a three-year deal. ✍️
It’s great to have you onboard Jack!
➡️ https://t.co/Wftgk1jkIa pic.twitter.com/KCllEEM7i6— Team Bahrain McLaren (@BahrainMcLaren) August 27, 2020
Bahrain-McLarenが3年という長期契約を結んだことにも驚きだ。
ジャック・ヘイグは2015年にOrica GreenEDGEにテスト生として入団。最近では、サイモン兄弟を助けながら、グランツールでも20位前後の良い成績を出している。
2019年バリ~ニースでは総合4位となっており、山岳での強さはピカ一だ。エスティバン・チャベスが復調の兆しを見せているとはいえ、彼を手放すなんて。
今年のジロでは、サイモン・イエーツとダブエースでジロ・デ・イタリアに乗り込む。たぶん、サイモン・イエーツのアシストをしながらセカンドエースとなるだろう。
Bahrain-McLarenはMcLarenがスポンサーから撤退
こちらも何度も記事にしてきたが、ついに共同スポンサーのMcLarenが正式に今シーズン一杯での契約終了が決定した。
ツール・ド・フランス前に発表が行われたので、選手は不安で仕方ないだろう。
だが、今回のジャック・ヘイグは2023年末までの契約となっている。現在2023年までのBahrain-McLaren契約選手はジャック・ヘイグただ一人。
2022年末までは、ダミアーノ・カルーゾとディラン・テゥーンスの3人だけ。新しいスポンサーの発表はないが、来年以降もチームは存続出来ると考えて良いのだろう。
ジャック・ヘイグは、ミケル・ランダ、ワウト・プールスに並んでエース格となることも十分可能だ。まあ、スポンサーがしっかりしないと中々安心して走れないだろうけど。
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