2025 ツアー・オブ・ターキー第6ステージ 登りゴールの結末はまたも?

第5ステージは雨の中、途中で中止に。

トルコの道路は物凄く滑りやすいとU23シクロクロス世界王者のティボール・デル・グロッソがいうほどだから、相当なのだろう。

晴れていてもグリップがないとなると走るのも一苦労だ。

 

第6ステージ  セルチュク～セルチュク  156km

 

このステージも登りゴール。昨日のステージは途中で中止となったので選手は少し足が戻っているかも。XDS Astana Teamのワウト・プールスはジャージのキープに挑む。

 

1. スプリントポイント　Treasures of Türkiye Sprint
2. 2級山岳　KOM (8 km・2.8%)
3. スプリントポイント　Sprint
4. 2級山岳　KOM (3.6 km・7.9%)
5. 2級山岳　セルチュク (4.2 km・8.4%)

 

スタート

ニュートラルスタート。

 

ワウト・プールスはリーダージャージ。

 

オフィシャルスタートから、Lottoのバティスト・ヴェストロッフェがアタック。

 

3人が前で展開。しかし、これは捕まってしまう。

 

4人の逃げ

4人が逃げている。

1. バティスト・ヴェストロッフェ　Lotto
2. ホセ・ルイス・ファウラ　Burgos Burpellet BH
3. トンマーゾ・ネンチーニ　Team Solution Tech – Vini Fantini
4. Oliver Mattheis(BIKE AID)

 

2級山岳　KOM (8 km・2.8%)

ポイント獲得順位は

1. Oliver Mattheis(BIKE AID)　5ポイント
2. ホセ・ルイス・ファウラ　Burgos Burpellet BH　3ポイント
3. バティスト・ヴェストロッフェ　Lotto　2ポイント
4. トンマーゾ・ネンチーニ　Team Solution Tech – Vini Fantini　1ポイント

 

集団で落車。

•  Ridolfo Filippo (Team Novo Nordisk)
•  Yemane Dawit (BIKE AID)

 

残り44.1kmで55秒差。

 

集団は大きく割れている。Alpecin-Deceuninckのティボール・デル・グロッソやサイモン・デヘアーズは後ろの集団。

 

先頭は18秒差に迫られてきた。

 

スプリントポイント　Sprint

先頭はスプリントポイントまで逃げ切り。

1. トンマーゾ・ネンチーニ　Team Solution Tech – Vini Fantini　5ポイント・3秒
2. ホセ・ルイス・ファウラ　Burgos Burpellet BH　3ポイント・2秒
3. Oliver Mattheis(BIKE AID)　1ポイント・1秒

 

Lottoのバティスト・ヴェストロッフェはあきらめない。二人でまだ逃げる。

1. バティスト・ヴェストロッフェ　Lotto
2. Oliver Mattheis(BIKE AID)

 

結局、バティスト・ヴェストロッフェ単独に。

 

残り27.4kmでバティスト・ヴェストロッフェも捕まる。

 

残り21.4km。登りに向けて位置取り争い。

 

2級山岳　KOM (3.6 km・7.9%)

登りが始まる。

 

集団先頭をTeam Picnic PostNLが固める。

 

ワウト・プールスは中段当たり。

 

頂上まで1.5km。

 

先頭が絞られてきた。

 

Uno-X Mobilityのヨハネス・クルセット先頭で山岳ポイントをクリアー。

 

残り14km。ワウト・プールスは決して先頭に出ない。前で競わせている。15人が残っている。

 

あっと、ワンコが乱入!

 

みんなは、うまくよけていった。ワンコはまだ、気づいていない。

 

Caja Rural – Seguros RGAのヤクブ・オトルバが単独アタック!

 

残り5.7kmで23秒差に。2023 チェコ選手権個人タイムトライヤルで優勝。UCIレースで2勝している。

 

集団はXDS Astana Teamのファウスト・マスナダが引く。下りでかなり人数が戻っている。

 

2級山岳　セルチュク (4.2 km・8.4%)

残り4.1kmで26秒差。

 

残り3.2kmで30秒に開く。

 

総合13位で1分49秒遅れなので、逃げ切られてもワウト・プールスは大丈夫だ。

 

これは追いつかないとUno-X Mobilityが先頭に。ヨハネス・クルセットか、アンドレアス・クローンで勝利を狙っている。

 

残り1.7km。TDT – Unibet Cycling Teamのジョヴァンニ・カルボーニが追ってきている。

 

残り1.5km。ジョヴァンニ・カルボーニが抜いていく。

 

残り1.1km。XDS Astana Teamのハロルド・マルティン・ロペスが追ってきた。

 

ハロルド・マルティン・ロペスがジョヴァンニ・カルボーニを抜いた。

 

ワウト・プールスもきている。

 

ワウト・プールスもジョヴァンニ・カルボーニをとらえた。

 

残り700m。ハロルド・マルティン・ロペスが勝利に向かう。

 

しかし、エースのワウト・プールスを全く待たない。

 

ワウト・プールスはジョヴァンニ・カルボーニを抜いて単独2位に。

 

これはXDS Astana Teamのワンツーフニッシュだ。

 

ハロルド・マルティン・ロペスが2025 ΔΕΗヘラス・ツアー総合優勝に続いてプロ2勝目の勝利となった。

 

ワウト・プールスが2位に入り、XDS Astana Teamは第4ステージに続いて1位、2位を獲得。

 

XDS Astana Teamが、総合1位と2位も引き続き占めている。

 

リザルト

優勝したXDS Astana Teamのハロルド・マルティン・ロペス

オーストラリアでの転倒の後、このために懸命に働いてきたんだ。 プロ2勝目だけど、プロで1位通過したのは初めて。

このステージで最も重要だったのは、最後の上りの前の平坦区間。 Team Picnic PostNLの選手に逃げられるわけにはいかなかったし、慎重に走った。

ファウスト・マスナダが、ワウトと僕のために最後の登りのスタートをコントロールしてくれた。 僕たちはTeam Picnic PostNLの選手たちについていき、最後の瞬間に自分も全開になった。

ワウト・プールスをリーダージャージから追い出そうとは考えてなかった?

それどころか、彼に感謝しなければならない。 ワウトは僕に大きな信頼を寄せてくれている。 このラウンドだけでなく、テイデでのトレーニングキャンプでもね。

総合順位に関しては、XDS Astana Teamのサンドイッチが焼き上がったようだ。

もう登りは待っていないが、明日は風が強い予報だから、そこも気をつけないとね。 うまくステージを乗り切れるといいね。

 

2位　XDS Astana Development Teamのワウト・プールス

逃げも、その後のアタックも、チームが100％レースをコントロールしてくれた。 今回はハロルドが逃げ切り、彼が優勝し、私はリーダージャージをキープした。

チーム全体がとてもいい状態で、素晴らしい雰囲気と相互理解がある。 それを結果に反映させることができたのは良かった。 結果には満足しているが、あと2ステージあるので気を緩めるつもりはない。

 

3位　Uno-X Mobilityのヨハネス・クルセット

 

第6ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞