Specializedから地上最速と宣伝するRoval Control World Cupホイールが登場。
普段ならば、XCホイール(クロスカントリー用のマウンテンバイクホイール)は、気にしないのたけど、このRoval Control World Cup ホイールの技術は、いずれロード用ホイールにも波及しそうなので紹介。
その重量はなんと998g。重量軽減の秘密とは?
Roval Control World Cup
新しいデザインでは、以前のモデルと比較して 250g以上軽量化されている。
これには、オフロードの耐久性と乗り心地の基準を満たしながら 44g 軽量化されたリム形状が貢献している。
しかし、最も注目したいのはカーボンスポークだ。Specializedはカーボンスポークに全面的に取り組み、その結果が凄い。
チタン製フィッティングを採用したカーボンスポークは、スチールに比べて1.7g軽く、強度は63%向上。ニップルも含めて3gというから相当軽量だ。
9ヵ月にわたるテストの結果、スポークの補強、プライの重なり、ファイバーの角度などが微調整され、さらに36gの軽量化が実現している。
耐久性はどうかというと、Specialized Factory Racing Teamのアスリートが1年間レースに出場してリムの破損はなかったと公式サイトに書かれている。
スポークについては、折れなかったのだろうか。2025 ロードレースでは、すでに新型と思われるRovalのホイールも見られている。
スポークはカーボンとチタンのものかもしれない。いずれロードホイールも更に軽量化されたものが出てきそうだ。
Roval Control World Cup SPEC
Solo 998 g ¡el juego! para “las ruedas XC más rápidas del planeta”: aterrizan las Roval Control World Cup 😱 https://t.co/O2l0mFpafC
— Brújula Bike (@brujulabike) March 6, 2025
- リム外部幅: 36mm
- リム内部幅:29mm
- リム高:26mm
- ハブ: Roval LF、DT-180 内部、SINC セラミックベアリング付き
- スポーク材質:カーボン/チタン
- 重量: 446g (フロント) 546g (リア)、合計 992g
- 価格: 1,300 ドル (フロント)、1,700 ドル (リア)、3,000 ドル (ペア)
コメント
この技術がロードホイールに波及して200g以上軽量化するなら、
完成車重量が6.8kgを下回ってプロのレースでは重りが必要になりそうですね、SL8はかなり軽量ですし。
スポークは間違いなく軽量化されるでしょうね。ただ、ロードの場合にはリムハイトが違うので、簡単にはいかないかもしれませんね。
まずは、新型と言われているRovalがどれくらいの重量で出てくるのか興味があります。