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シクロクロスワールドカップ2024-2025第4戦ナミュール あ~落車で~

海外情報
Mathieu MilitisによるPixabayからの画像
この記事は約17分で読めます。

ワールドカップ第4戦ナミュールで開催。女子は、パック・ピーテルスが登場してくる。フェム・ファンエンペルとの対決が見ものだ。

 

男子の過去優勝者

  • 2023 トム・ピドコック
  • 2021 マイケル・ファントーレンハウト
  • 2020 マチュー・ファンデルプール
  • 2019 マチュー・ファンデルプール
  • 2018 マチュー・ファンデルプール
  • 2017 マチュー・ファンデルプール
  • 2016 ワウト・ファンアールト
  • 2015 マチュー・ファンデルプール

 

過去の女子優勝者

  • 2023 セイリン・アラバラード
  • 2021 ルシンダ・ブランド
  • 2020 ルシンダ・ブランド
  • 2019 ルシンダ・ブランド
  • 2018 ルシンダ・ブランド
  • 2017 イビー・リチャーズ
  • 2016 カテリーナ・ナッシュ=ハヌソワ
  • 2015 ニッキー・ハリス – ブラマイヤー

 

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第4戦ナミュール 

コースマップ photo uci

 

ナミュール城の頂上には橋と、登りのループがある。人工的なブリッジがある以外は、自然の地形を使って高低差のあるコースを生み出している。

スタートから石畳の登りとなるので、心拍数はマックスとなる。グランプリ・ド・ワロニーのゴールでも使われる登り坂だ。今日は路面が濡れているので走りにくい。

 

女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

女子エリートのスタート。

 

トップで飛び出したのはマリン・シュライバー。昨年と一緒だ。

 

マリン・シュライバーがそのままトップを堅持。

 

フィールドにもマリン・シュライバーがトップ。ブランカ・カタバスが続いている。

 

並びは変わらず。

 

フェム・ファンエンペルとパック・ピーテルスがからんでしまう。フェム・ファンエンペルが落車。

 

またも、フェム・ファンエンペルが落車して、フェンスにからんでしまう。

 

フェム・ファンエンペルが更に遅れる。

 

マリン・シュライバー、ブランカ・カタバスが依然トップ。

 

残り5周

フェム・ファンエンペルは見えない。

 

フェム・ファンエンペルはバイク交換。

 

ブランカ・カタバスがトップに。

 

マリン・シュライバーをセイリン・アラバラードが抜きそう。その後ろにフェム・ファンエンペル。

 

フェム・ファンエンペルは3度目の落車。

 

左足首を痛めたか。ハンドルも曲がっているかも。

 

膝を痛めたようだ。

 

ついに担いで歩きだした。

 

チェーンも外れている。

 

残り4周

ブランカ・カタバスをセイリン・アラバラードが捕らえそう。

 

みんな滑ってしまう。

 

まだ、ブランカ・カタバスがトップ。

 

フェム・ファンエンペルはバイク交換。

 

セイリン・アラバラードがトップに。3番手はパック・ピーテルス。

 

これはパック・ピーテルスが追いつきそう。

 

ワールドカップリーダーのルシンダ・ブランドは6位あたり。

 

セイリン・アラバラードがリードを少しずつ広げている。

 

残り3周

セイリン・アラバラードがリードして通過。

 

パック・ピーテルスが2番手に上がってきた。

 

ルシンダ・ブランドがオーバーランして足をつく。マリン・シュライバーも降りてしまう。

 

ブランカ・カタバスが、またパック・ピーテルスを抜き返す。

 

セイリン・アラバラードがリードを広げていく。

 

フェム・ファンエンペルは11位。1分22秒も離れている。今日は彼女の日ではない。

 

ルシンダ・ブランドが4位に。

 

残り2周

セイリン・アラバラードがリードして通過。後ろが見えなくなった。

 

ルシンダ・ブランドが表彰台争いに加わるか。

 

ブランカ・カタバスがパック・ピーテルスをリード。

 

ルシンダ・ブランドが下りで一気に追いついてきた。そのまま前に。

 

ルシンダ・ブランドが、ついに2番手に。

 

フェム・ファンエンペルは、この場所が苦手。またも足を突く。

 

残り1周

ブランカ・カタバスは4番手まで落ちた。

 

ルシンダ・ブランドが2位。

 

フェム・ファンエンペルはバイク交換。7位まで上げてきた。

 

セイリン・アラバラードは勝利に向かっている。

 

セイリン・アラバラードが落車。

 

ルシンダ・ブランドが、またも下りで一気につめてくる。

 

ルシンダ・ブランドが猛チャージしてくる。

 

だが、なんとかセイリン・アラバラードがリードを保ってゴール!

 

今シーズンの7勝目となった。

 

ルシンダ・ブランドが猛チャージで2位に入った。計100ポイントでリーダージャージをキープとなった。

 

パック・ピーテルスは、今シーズンの初レースで表彰台獲得。

 

前半からトップを走っていたブランカ・カタバスは4位。

 

3度の落車をしたフェム・ファンエンペルは7位に終わる。89ポイントとなり1位のルシンダ・ブランドとは11ポイント差の2位。

 

リザルト

優勝したセイリン・アラバラード

どうやって勝ったのか自分でもわからない。でも疲れが出てきた。 ミスをし始めたんだ。 サングラスが泥で汚れていて、何も見えなかったんだ。

でも、泥が目に入ってしまうからメガネを捨てたくなかった。 だから何度かミスをしたけれど、最終的にはルシンダ・ブランドを自分の後ろに引きつけておくことができた。

彼女は今日とても強かった。 追いつくのは、追いかけられているときよりも簡単なこともある。 でも、彼女はとてもよくやってくれた。

最終ラップの私のミスのせいで、彼女はあと一歩だった。 あのミスがなければ、もっと差を広げられたはずだ。 そういうものなんだ。 彼女を自分の後ろに引き留めておけたことはとてもうれしい。

 

3位 パック・ピーテルス

タフだったし、また慣れるのに少し時間がかかった。もちろん、すべてが完璧にうまくいったわけではないけれど、大きな転倒や愚かなミスがなくてよかったわ。

3位が最高だったと思う。 今日はセイリンのほうが上だったと思う。 一時はブランカ・カタバスと一緒に走っていたんだ。 長い登りで彼女を降ろそうとしたけど、それがうまくいかないことに気づいて、彼女にリードを許した。

やがてルシンダが戻ってきたので、追いかけた。 ルシンダにもっと近づけたかもしれないが、今日はセイリンの方が上だった。 ルシンダもそうだったが、彼女はかなり後方から先頭に立ったのだから。 だから3位には満足している。

 

7位 フェム・ファンエンペル

序盤は少し熱中しすぎたかもしれない。 そのせいでタイムをロスしてしまったわ。私は戦い続けた。 結局、かなりタイムをロスしてしまった。 でも、決してあきらめなかった。

 

Rnk Rider Team Time
1
 ALVARADO Ceylin del Carmen
Fenix-Deceuninck 0:48:17
2
 BRAND Lucinda
Baloise Trek Lions 0:09
3
 PIETERSE Puck
Fenix-Deceuninck 0:34
4
 VAS Blanka
Team SD Worx – Protime 0:57
5
 SCHREIBER Marie
Team SD Worx – Protime 1:13
6
 WORST Annemarie
Cyclocross Reds 1:23
7
 VAN EMPEL Fem
Team Visma | Lease a Bike 1:37
8
 VAN DER HEIJDEN Inge
Crelan – Corendon 1:51
9
 BACKSTEDT Zoe
Canyon//SRAM Racing 1:54
10
 BENTVELD Leonie
Pauwels Sauzen – Bingoal 2:12
11
 CASASOLA Sara
Crelan – Corendon 2:33
12
 BAKKER Manon
Crelan – Corendon 2:50
13
 VERDONSCHOT Laura
De Ceuster – Bouwpunt 2:55
14
 FOUQUENET Amandine
Arkéa – B&B Hotels Women 3:24
15
 CLAUZEL Hélène
Van Rysel CX Racing Team 3:39
16
 VAN ALPHEN Aniek
Cyclocross Reds 3:56
17
 BETSEMA Denise
Pauwels Sauzen – Bingoal 4:09
18
 BORELLO Carlotta
  4:14
19
 CARRIER Rafaelle
  4:15
20
 FRANCK Alicia
De Ceuster – Bouwpunt 4:17
21
 NORBERT RIBEROLLE Marion
Crelan – Corendon 4:39
22
 BARONI Francesca
Proximus – Cyclis – Alphamotorhomes CT 4:42
23
 GERY Célia
AS Bike Racing 4:58
24
 HARTOG Larissa
WV Schijndel 5:02
25
 KAY Anna
Proximus – Cyclis – Alphamotorhomes CT 5:15
26
 BRANDAU Elisabeth
  5:41
27
 BROUWERS Julie
Charles Liégeois Roastery CX 5:47
28
 FERGUSON Cat
Movistar Team 6:01
29
 GARIBOLDI Rebecca
  6:18
30
 MCGILL Sidney
  6:37

 

男子エリート

最前列左から、ラース・ファンデルハール。

 

フェリペ・オルツ。

 

ローレンス・ウィーク。

 

マイケル・ファントーレンハウト。

 

ジョラン・ワイセア。

 

エリ・イーゼルビット。

 

トーン・アールツ。

 

ピム・ロンハール。

 

トーン・アールツは最前列にかえってきている。

 

そのトーン・アールツがトップに。

 

トーン・アールツがトップのまま登りを走る。

 

ゲルベン・カイパースがトップに。

 

ゲルベン・カイパースがリードしている。

 

下りでコーネ・ヴァン・ケッセルが、派手に落車。

 

トーン・アールツがトップに戻っている。

 

残り8周

トーン・アールツ、ケビン・クーン、ゲルベン・カイパースと続く。

 

ケビン・クーンがトップに。

 

トーン・アールツが落車してフェンス外に。

 

これは痛い落車。順位を落としてしまう。

 

ワールドカップリーダーのマイケル・ファントーレンハウトは5番手。

 

残り7周

ケビン・クーンがリードして通過。

 

エリ・イーゼルビットは腰をおさえている。2回パンクした。

 

5人が抜け出したか。

 

エリ・イーゼルビットは、腰を終えたままリタイヤ。臀部の神経痛だとか。昨年も腰を痛めていたのではなかったか。

 

今度はピム・ロンハールが落車。

 

マイケル・ファントーレンハウトがトップに。

 

残り6周

マイケル・ファントーレンハウト、エミール・フェルストリンゲと続く。

 

3人が少し抜け出した。

 

ゲルベン・カイパース、マイケル・ファントーレンハウト、エミール・フェルストリンゲと続く。

 

残り5周

エミール・フェルストリンゲがトップ通過。ゲルベン・カイパースは4秒遅れの3位通過。4番手はトーン・アールツ。

 

これは派手に落車。

 

マイケル・ファントーレンハウトとエミール・フェルストリンゲが抜け出した。

 

トーン・アールツはゲルベン・カイパースを抜いて3位に。

 

残り4周

トーン・アールツは7秒差の3位通過。

 

エミール・フェルストリンゲは22歳。2025年からロードではAlpecin-Deceuninckで走る。このまま表彰台獲得となるのか。

 

マイケル・ファントーレンハウトがカーブで滑って落車しそうになる。

 

シクロクロスではほぼ無名のエミール・フェルストリンゲがリードし始めた。

 

残り3周

エミール・フェルストリンゲが6秒リードして通過。このままいってしまうのか。

 

マイケル・ファントーレンハウトが追いついた。

 

マイケル・ファントーレンハウトが前に。

 

マイケル・ファントーレンハウトが前で攻める。ここで負ける訳にはいかない。

 

残り2周

トーン・アールツは追いつけるか。

 

エミール・フェルストリンゲは離れない。

 

トーン・アールツが追いついた。

 

マイケル・ファントーレンハウトがあげている。

 

登りでトーン・アールツが前に。

 

マイケル・ファントーレンハウトが抜き返す。

 

激闘だ。

 

落車だ。ゲルベン・カイパースか。

 

残り1周

トーン・アールツが先頭で残り1周に。

 

登りでエミール・フェルストリンゲがアタック。

 

しかし、トーン・アールツが抜き返してアタックだ。

 

2人が離される。

 

トーン・アールツが抜け出した。

 

トーン・アールツが3秒のリード。

 

後方では、エミール・フェルストリンゲが落車した。

 

あっと、トーン・アールツがまたも落車。前半で落車したのと同じ箇所だ。

 

この隙にマイケル・ファントーレンハウトが前に。

 

これは痛い。

 

これは勿体ない。

 

マイケル・ファントーレンハウトは、3連勝。

 

がっちりとリーダージャージをキープとなった。落車しなかったのも勝因の一つだ。

 

トーン・アールツは優勝目前で2度目の落車とは~。復帰から初勝利は間違いないかと思われたけれど、実に勿体ない。

来週から恐ろしい二人が出てくるので、これが大チャンスだったのに。

 

エミール・フェルストリンゲは3位で表彰台獲得。みずからを祝福するように拍手してゴールとなった。来年からはロードでワールドツアーデビューだ。

しかし、沢山の落車があった。これだけ落車が頻発したのも路面の悪さがあった。これは仕方ない。

 

リザルト

優勝したマイケル・ファントーレンハウト

ここ数週間は運が味方してくれた。運が味方してくれるということは、調子がいいということなのかもしれない。僕にとって、この週末は信じられないような気分だ。 今後数週間でどうなるか見てみよう。

トーン・アールツは最終ラップの早い段階でアタックを仕掛け、見事なギャップを作ってましたね。

クロスは終わったと思った。 でも、もうひとつ難しい斜面があった。 トーンは僕の前で転倒してしまった。

クラス分けは僕にとってとても重要だ。 まだいくつかのワールドカップが残っているし、ハルストとゾンホーフェンは今後数週間、僕にとって非常に難しい戦いだ。

 

2位 トーン・アールツ

愚かなミスだった。この周回で、ここが決定的なポイントだとわかったはずだ。 でも今日はそこが僕には合わなかった。

序盤、僕はあそこで転倒してしまった。 そして最終ラップでは完全にブロックの中に入ってしまい、大きなミスを犯してしまった。

力強い走りを見せた。 優勝を逃した後の慰めにはなるだろうか?

今は少しがっかりしている。 でも、2年連続でこのクロスをテレビで見たんだ。 2年連続の美しいウェット版だった。

それを見るのは辛かったけど、今はここに戻ってきて、また優勝を目指して戦っている。 そのことを考えないといけないと思う。

Rnk Rider Team Time
1
 VANTHOURENHOUT Michael
Pauwels Sauzen – Bingoal 1:03:23
2
 AERTS Toon
Deschacht – Hens – FSP 0:11
3
 VERSTRYNGE Emiel
Crelan – Corendon 0:30
4
 RONHAAR Pim
Baloise Trek Lions 0:45
5
 DEL GROSSO Tibor
Alpecin-Deceuninck Development Team 0:58
6
 SWEECK Laurens
Crelan – Corendon 0:59
7
 KUHN Kevin
Charles Liégeois Roastery CX 1:05
8
 MICHELS Jente
Alpecin-Deceuninck Development Team 1:08
9
 WYSEURE Joran
Crelan – Corendon 1:20
10
 VAN DER HAAR Lars
Baloise Trek Lions 1:39
11
 NYS Thibau
Baloise Trek Lions 1:56
12
 VANDEBOSCH Toon
Crelan – Corendon 2:01
13
 MEIN Thomas
Hope Factory Racing 2:27
14
 ORTS Felipe
Ridley Racing Team 2:38
15
 VAN DE PUTTE Victor
Deschacht – Hens – FSP 3:01
16
 KAMP Ryan
  3:13
17
 BOMMENEL Nathan
AS Bike Racing 3:18
18
 BERTOLINI Gioele
FAS Airport Services – Guerciotti 3:23
19
 DOCKX Aaron
Crelan – Corendon 3:34
20
 ROUILLER Loris
Heizomat Radteam p/b Herrmann 3:44
21
 HENDRIKX Mees
Heizomat Radteam p/b Herrmann 3:50
22
 VAN LIEROP Danny
WILVO Group – TWC De Kempen 3:56
23
 ACKERT Ian
  4:10
24
 REMONDET Valentin
Ardennes Cross Team Gecibat 4:41
25
 SOETE Daan
Ridley Racing Team 4:48
26
 MEISEN Marcel
  5:00
27
 AGOSTINACCHIO Filippo
FAS Airport Services – Guerciotti 5:08
28
 SOLEN Keije
Charles Liégeois Roastery CX 5:32
29
 MOTTIEZ Gilles
Elite Fondations Cycling Team 5:49
30
 SOMMER Lars
Heizomat Radteam p/b Herrmann 5:54

 

 

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