2023 パリ・ショーニー　　一流スプリンターの争いを制したのは?

フランスの1クラスのワンデイレース、パリ・ショニー。Paris-Chauny(1.1)

2022年までクラシック・パリ・ショーニーだったけれど、レース名が代わっている。

今年で73回目だが、2011年からレースは復活。UCIレースに昇格したのは2015年になってから。

 

過去の優勝者は

• 2022    シモーネ・コンソンニ
  
• 2021　ジャスパー・フィリップセン
• 2020　ナセル・ブアニ
• 2019　アントニー・テュルジス
• 2018　ラモン・シンケルダム
• 2017　トマ・ブタ
• 2016　 ディーター・ブヴリー
  
• 2015　 マキシム・バントム
  

 

マルニー＝レ＝コンピエーニュ～ショーニー　203.5km

 

フランスの北部のマルグニー・レ・コンピエーニュをスタート。登りがあるけど、距離は長くない。

一番長いもので、2.4km・3.2%の登り。最後は、ショルニーで34.5kmの2周のローカルサーキットを走ってゴールする。

 

注目のライダーは

•  Cofidis　ブライアン・コカール
• Team Jayco AlUla　ディラン・フルーネウェーヘン、ゼネク・スティバル
• Intermarché – Circus – Wanty　ビニヤム・ギルマイ、アルネ・マリット
• Lotto-Dstny　
• Team Arkéa Samsic　ナセル・ブアニ、デビット・デッカー、ダニエル・マクレイ
• AG2R Citroën Team　スタン・デウルフ、オリバー・ナーセン
• Groupama – FDJ　ポール・ペンエーエ
• TotalEnergies　ジェイソン・テッソン
• Team dsm – firmenich　アルベルト・ダイネーゼ、サム・ウェルスフォード
• Alpecin-Deceuninck　ジャスパー・フィリップセン、ドリース・デポンド

 

5人の逃げ

残り67.3kmで5人が逃げている。

1. Lindsay De Vylder (Flanders-Baloise)
2. ケニー・モーニー (Bingoal WB)
3. Paul Wright (Bolton Equities Black Spoke)
4. Lucas Beneteau (St Michel-Mavic-Auber93)
5. Mads Østergaard Kristensen (Leopard TOGT)

 

登りでは後ろに集団が見えている。

 

残り58kmで43秒差。

 

残り52.6kmで集団の前に追走が出来ている。

 

ジャスパー・フィリップセンも入っている。

 

まだ、集団の前で展開している。

 

5人の逃げは捕まっている。

 

4人が少し前に抜け出した。

 

しかし、4人は捕まる。

 

これはスプリントに向けて展開か。

 

残り1周

残り1周に。

 

残り31.9km。Intermarché – Circus – Wantyが集団を引く。

 

残り22km。登りでGroupama – FDJのクエンティン・パチャーがアタック。

 

後続は登りでクエンティン・パチャーに追いつかない。

 

残り18.7km。クエンティン・パチャーの後ろにはライダーが見えなくなった。

 

最後の登りにクエンティン・パチャーは入っている。

 

遠くに集団が見えてきた。

 

集団が迫る。

 

残り12.5km。集団から追走もきている。

 

残り8.5kmまできた。

 

クエンティン・パチャーが後ろを確認。

 

クエンティン・パチャーは、残り7.6kmで捕まってしまった。

 

残り6.9km。AG2R Citroën Teamが攻める。

 

単独の逃げが。

 

しかし、これは行ってこいとなった。

 

残り4.8km。まだプロチームが前を引いている。

 

残り4.2km。まだワールドチームは前に来ない。

 

残り3.3km。Lotto-Dstnyが前にきた。

 

残り2.6kmでAG2R Citroën Teamが前に出てくる。

 

Alpecin-Deceuninckがようやく前で展開。カメラが遠くて良く見えない。

 

ゴール前では、TotalEnergiesのジェイソン・テッソンが先頭でゴールに向かう。後ろはジャスパー・フィリップセン。

 

ジャスパー・フィリップセンがジェイソン・テッソンを捕まえた。

 

 

最後はジャスパー・フィリップセンだ。

ジャスパー・フィリップセンは、これでフランダース選手権の勝利。GooiksePijlの勝利に続いて3連勝。今シーズン14勝目。まだ、残りレースがあるので更に勝利数を重ねるのは間違いない。

リザルト

ジャスパー・フィリップセンのコメント

2021年にもパリ〜ショーニーで優勝してましたね。今シーズンの勝利数は 14 となり、それより成績を上げているのはタデイ・ポガチャル (16 勝) とヨナス・ヴィンゲゴー (15 勝) だけです。彼らに追いつきたいですか？

いずれにせよ、目標はできるだけ勝つことだ。その後、最終的にどこに着くか見てみよう。徐々に疲れが出てきたが、状態が続く限り続けていく。

ファメンヌ・アルデンヌクラシックとシュパルカセン・ミュンスターラント・ジロが最後のワンデーレースで、その後にツアー・オブ・ターキーが続く。

最終的にどこに着くかはこれからだ。王になるのは素晴らしいだろうが、いずれにせよ執着ではない。私はそう思う。素晴らしいシーズンについてはすでに話せるでしょう。