2024 ツアー・オブ・ブリテン第6ステージ　最終スプリントを制覇したのは?

第5ステージでは、Soudal – Quick Stepのコントロールが機能して、ポール・マグニエがハットトリックを達成。

2人の元世界王者がトレインを組むのだから、強い訳だ。総合はIsrael – Premier Techのステューブン・ウィリアムズで間違いないので、あとは最後の勝者が問題となる。

 

第6ステージ  ローストフト～フェリックストー   158.4km 

 

最終日も風、雨がなければ大集団スプリントは間違いない。ポール・マグニエはジュリアン・アラフリップのリードアウトを受けて4勝目となるか?

 

1. スプリントポイント　Beccles
2. スプリントポイント　Aldeburgh
3. スプリントポイント　Grundisburgh

 

小さな逃げが出来るのだけど、中々決まらない。 INEOS Grenadiersのベン・スウィフトなど6人も逃げていたけど、すぐに捕まる。

 

危険に逃げは、レムコが先頭まで来てとめてしまう。

 

残り126.6km。3人が前に。

 

3人が頑張っているけどタイム差が開かない。結局捕まる。

 

4人の逃げ

長いCMがあけると4人が逃げている。ビックネーム二人が入った。しかし、集団ばかりで、全く先頭を写してくれない。ようやくチラッと写った。

1. トム・ピドコック　 INEOS Grenadiers
2. ペッリョ・ビルバオ　Bahrain Victorious
3. Mathias Bregnhøj(Sabgal / Anicolor)
4. ジェイコブ・スコット(REMBE Pro Cycling Team Sauerland)

 

あら～、たいして先頭が映らない間に集団が来てしまった。

 

4人は捕まり、カウンターで INEOS Grenadiersのトビアス・フォスがアタック。

 

トビアス・フォスは抜け出せるかと思ったけれど、集団は逃がさない。

 

残り86.6kmもあるのに逃げも出来ないなんて。

 

集団が割れた。30人ほどが30秒のリード。

 

先頭集団には重要メンバーが乗っている。リーダーも入っているのでタイム差は開くのか。

1. レムコ・エヴェネプール　Soudal – Quick Step
2. ペッリョ・ビルバオ　Bahrain Victorious
3. オスカー・オンリー　Team dsm-firmenich PostNL
4. エミルス・リエピンス　Team dsm-firmenich PostNL
5. ステューブン・ウィリアムズ　Israel – Premier Tech
6. イーサン・バーノン　Israel – Premier Tech
7. サイモン・クラーク　Israel – Premier Tech
8. ベン・スウィフト　 INEOS Grenadiers
9. コナー・スウィフト　 INEOS Grenadiers
10. トビアス・フォス　 INEOS Grenadiers
11. ヨナス・アブラハムセン　Uno-X Mobility

 

メイン集団にはステージ3勝のポール・マグニエとジュリアン・アラフリップがいる。Soudal – Quick Stepは追いつかせたいはず。

 

 INEOS Grenadiersのコナー・スウィフトは先頭集団最後尾で補給中。

 

Bahrain Victoriousは先頭をけん引。逃げたがっている。ポール・マグニエがいなければ、チャンスが広がる。

 

スプリントポイント　Aldeburgh

ペースが上がったのはスプリントポイントがあったからだ。

 

 

1分21秒差で通過。

 

Trinity Racingのカラム・ソーンリーが飛び出す。山岳賞は決定してるのだけど、目立っておかないと。

 

ジュリアン・アラフリップは、ポール・マグニエを戻すために集団けん引。

 

残り47.7km。Israel – Premier Techはリーダーのステューブン・ウィリアムズがいるので、逃げ切りたい。タイム差は42秒に。

 

メイン集団が見えてきた。

 

残り39.8kmで集団が追いつく。ただ、Soudal – Quick Stepのポール・マグニエは切れたまま。これは4勝目はない。

 

残り35.8km。Israel – Premier Techのサイモン・クラークが引く。

 

スプリントポイント　Grundisburgh

EF Education-EasyPostのジョセフ・ブラックモアが頑張っていたけど最後にまくられたみたい。

 

Israel – Premier Techのジョセフ・ブラックモアは4位ですね。

 

さあ、 INEOS Grenadiersのコナー・スウィフトがアタックだ。

 

これはどこまで逃げれるか。

 

追走が3人。レムコだ。

 

レムコはあっという間にコナー・スウィフトを捕まえる。

1. レムコ・エヴェネプール　Soudal – Quick Step
2. ヨナス・アブラハムセン　Uno-X Mobility
3. カラム・ソーンリー　Trinity Racing
4. コナー・スウィフト　 INEOS Grenadiers

 

レムコは捕まる。情報では、ポール・マグニエはリタイヤしたと。そうなるとSoudal – Quick Stepは誰で勝負するか。レムコが逃げて勝つしかないかも。

 

レムコが先頭でもがき上げる。

 

しかし、マークされており引き離せない。

 

残り15.5km。Soudal – Quick Stepのポール・マグニエがいなくなったので、新たなスプリンターが勝利できる。

 

レムコは集団待機に。

 

レムコとジュリアン・アラフリップは相談。二人でアタックしてくれ～。ジュリアン・アラフリップはウルフパックで最後のステージレースとなり、感慨深いと。

 

残り9.6km。Israel – Premier Techがコントロールする。

 

残り6km。Israel – Premier Techが先頭。

 

残り2.8kmに。

 

残り1.8km。Uno-X Mobilityが上がってくる。

 

残り1.1km。

 

Bahrain Victoriousが先頭に。

 

Israel – Premier Techが先頭に立った。

 

ここで、左からDecathlon AG2R La Mondiale Teamのラスマス・ソイベリ・ペデルセン、 INEOS Grenadiersのベン・スウィフト、Bahrain Victoriousのマテヴジュ・ゴヴェカル、Israel – Premier Techのイーサン・バーノンが並ぶ。

 

ベン・スウィフトとマテヴジュ・ゴヴェカルが並んでいる。

 

マテヴジュ・ゴヴェカルがわずかにリードか。

 

あ～、Bahrain Victoriousのマテヴジュ・ゴヴェカルが勝利だ～!

スロベニアの24歳のスプリンターで、キャリア3勝目の勝利となった。

 

2位はDecathlon AG2R La Mondiale developer Teamのデンマーク王者、ラスマス・ソイベリ・ペデルセン。来シーズンからワールドチームに昇格だ。

 

Bahrain Victoriousが最後に一矢報いた。

 

リザルト

表彰式には何故かマーク・カヴェンディシュの姿が。左は INEOS GrenadiersからBahrain Victoriousに戻ったロット・エリングワース。

 

第6ステージ　リザルト

ステージ優勝したBahrain Victoriousのマテヴジュ・ゴヴェカル

スタートからアタックが多くて忙しかった。特にスプリント勝負になることが明らかだったフィニッシュでは、みんなが僕の周りにいて助けてくれた。彼らはとても良い仕事をしてくれた。

総合

総合優勝したIsrael – Premier Techのステューブン・ウィリアムズ

ホームレースでの勝利ほど素晴らしいものはない。僕の名前の下にはいつもこのレースがある。ライダーもスタッフも素晴らしかった。素晴らしい1週間だった。

最終的にはかなり複雑な1日だった。多くのチームが我々を狙ってきて、とても難しかった。でもスタートはうまくコントロールできたし、Team dsm-firmenich PostNLは風の中で混乱を引き起こそうとした。

でも、ジェイク・スチュアートとサイモン・クラークと一緒に小集団になったから、僕らにとっては問題なかった。

僕らに必要だったのは物事を管理することで、正しいホイールにとどまることができたし、前のめりになる必要もなかった。最後にはイーサン・バーノンのいる第2集団が戻ってきたので、彼のためにスプリントを仕掛けたんだ。

 

ポイント賞

山岳賞

新人賞