INEOS Grenadiersの兄弟ライダー、イーサン・ヘイターもチームを去る。弟はすでに、レースに出場できていない。
結局、兄弟でレースに出れたのは、上記のアイキャッチ画像の2023 サントス・ツアー・ダウンアンダーだけかもしれない。
パリオリンピックのチームパシュート種目で銀メダルを獲得したイーサンは、Soudal – Quick Stepに移籍する。
2026年末までの2年契約
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Let it be known across the kingdom that as of next year @ethan_hayter will ride for Soudal Quick-Step pic.twitter.com/pSEuDz4Aou
— Soudal Quick-Step Pro Cycling Team (@soudalquickstep) August 19, 2024
イーサン・ヘイターは、2018年にはチームスカイにtrainee(研修生)としてとして入団。
ロンドン南部で生まれ育ったイーサン・ヘイターは、英国で最も輝かしい若手の一人として成長し、2019年シーズンでは、トラック競技でオムニウムとスクラッチの国内タイトルを獲得。
グラスゴーのUCI世界トラックワールドカップのマディソンで銀メダルを獲得している。
そのスプリント力をいかして、2019ベイビージロとツール・ド・ラブニールでもステージ勝利を獲得しており、ベイビージロではスプリント賞も獲得。ロードでも頭角をあらわしている。
東京オリンピックではマディソンで銀メダルを獲得。
2021 英国選手権個人タイムトライヤルでは弟のレオ・ヘイターがU23を制覇。イーサンはエリートを制した。この2021年シーズンはキャリアハイの10勝をマークしている。
2022年シーズンは、6勝。だが、目標だった世界選手権個人タイムトライヤルでは、チェーン落ちで4位となっている。
2024年シーズンは、英国選手権ロードで、シーズンの初勝利。
チームの目標は、再びツール・ド・フランスを制覇することだ。スプリンターのイーサン・ヘイターは、活躍の場をSoudal – Quick Stepに移すことになる。
INEOS Grenadiersにいるよりも活躍の場は増えるかもしれない。
イーサン・ヘイターのコメント
来年、プロトンで最高のチームの一つであるSoudal – Quick Stepに参加できることを本当に嬉しく思っている。これはエキサイティングな動きであり、この機会に感謝している。
外から見ると、チームの一員になるには常に素晴らしいチームのように見えたが、この新たな挑戦は来シーズンに向けてのモチベーションになる。
そこでみんなに会って物事を始めるのをすでに楽しみにしている。
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