2024 ティレーノ〜アドリアティコ第8ステージ　最終ステージのスプリントを制したのは?

二つの海のレースの最終ステージは、アドリア海沿岸に沿ってサン ベネデット デル トロントまで往復する。

総合優勝は、圧倒的な力をみせつけたヨナス・ヴィンゲゴーで決定している。最後は、スプリンターのためのステージだ。

 

第7ステージ　サンベネデット・デル・トロント～サンベネデット・デル・トロント　154km

コース前半には登りがあるけれど、後半はフラット。前半の山岳にはポイントが一つしかない。逃げは、これを目指すしか目標がないかも。

最後は、15kmのローカルラップを5周。スプリントポイントは、残り3周回目。154kmのラストステージを制するのは誰だ?

 

1. 山岳ポイント　Cossignano   2.6km・8.6%
   
2. スプリントポイント　San Benedetto del Tronto　残り3周

 

スタート前

今日は安全にゴールするだけのヨナス・ヴィンゲゴー。目指すは、トライデントだけだ。

 

スプリントでは、ジャスパー・フィリップセンとの戦いが待っているジョナサン・ミラン。カレブ・ユアンは、胃腸の不良でDNS。

 

Team Visma | Lease a Bikeは、ヨナス・ヴィンゲゴーを守ってゴールに運ぶだけだ。

 

ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタート。

 

山岳ポイント　Cossignano   2.6km・8.6%

ポイント獲得順位は

1. アントニオ・ティベッリ　Bahrain Victorious　5ポイント
2. ダミアーノ・カルーゾ　Bahrain Victorious　3ポイント
3. アレッサンドロ・デマルキ　Team Jayco AlUla　2ポイント
4. ゲオルク・シュタインハウザー　EF Education-EasyPost　1ポイント

 

6人の逃げ

6人が逃げている。

1. アレッサンドロ・デマルキ　Team Jayco AlUla
2. ベン・ヒーリー　EF Education-EasyPost
3. ゲオルク・シュタインハウザー　EF Education-EasyPost
4. ルーク・ロウ　 INEOS Grenadiers
5. アントニオ・ティベッリ　Bahrain Victorious
6. ダミアーノ・カルーゾ　Bahrain Victorious

 

先頭にはBahrain Victoriousのアントニオ・ティベッリも乗っている。今回Bahrain Victoriousのエースナンバーをつけている。

 

Soudal – Quick Stepのヨセフ・チェルニーは、すでに仕事終了。

 

残り5周

先頭は残り5周に。

 

Uno-X Mobilityのマルクス・フールゴーがパンク。

 

残り4周

29秒差で先頭が通過。

 

集団も通過。

 

逃げに乗っているルーク・ロウはカメラマンに何か言っている。なんだ?

 

スプリントポイント　San Benedetto del Tronto　残り3周

ポイント獲得順位は

1. ベン・ヒーリー　EF Education-EasyPost　5ポイント
2. アントニオ・ティベッリ　Bahrain Victorious　3ポイント
3. ダミアーノ・カルーゾ　Bahrain Victorious 2ポイント
   
4. アレッサンドロ・デマルキ　Team Jayco AlUla　1ポイント

 

残り2周

29秒差で残り2周に。

 

集団はUno-X Mobility、Alpecin-Deceuninckが引いている。

 

10秒差となって後ろに集団が見えてきた。

 

あっと、EF Education-EasyPostのリチャル・カラパスが落車。立てない。リタイヤとなった。

 

残り15.5km。6秒差だけど、まだ6人はあきらめない。

 

すぐ後ろだ。

 

残り1周のジャンか鳴る。

 

残り1周

先頭はギリギリで通過。

 

残り14.4kmで逃げは消滅。

 

各チームがまとまり始めた。

 

Soudal – Quick Stepジュリアン・アラフリップは最後尾でヒラヒラしている。

 

残り8.8km。UAE Team Emiratesが先頭を引く。

 

残り7.7km。Decathlon AG2R La Mondiale Teamが先頭を引く。

 

残り4.1km。Q36.5 Pro Cycling Teamが先頭。

 

残り3.3km。Team Polti Kometaが先頭に。

 

残り2.6km。Uno-X MobilityとIntermarché – Wantyが先頭。

 

残り1.6km。Movistar Teamも上がってくる。

 

Uno-X Mobilityのソーレン・ヴァーレンショルトが先頭でカーブを曲がる。

 

ソーレン・ヴァーレンショルトが抜け出した。

 

ソーレン・ヴァーレンショルトが大きく抜け出している。

 

リードアウトとというよりはレイトアタックだ。

 

アレクサンダー・クリストフが上がってくる。ジョナサン・ミランは、シモーネ・コンソンニにひかれている。

 

ソーレン・ヴァーレンショルトは捕まった。

 

ジャスパー・フィリップセンとジョナサン・ミランの一騎打ちか。

 

 

ジャスパー・フィリップセンは、足を止めた。Cofidisのスタニスラフ・アニョルコフスキーが追い込んでくる。

 

ジョナサン・ミランは、伸びている。

 

ブジャの巨人が速い!

 

ジョナサン・ミランが勝利の手をあげた～!

 

ジョナサン・ミランが第4ステージに続いて、最終ステージも制して2勝をあげた。ポイント賞ジャージもこれで獲得。

2023ツール・ド・フランスのスプリント王、ジャスパー・フィリップセンを2度も破ったのは大きい。今回は2023ジロ・デ・イタリアのスプリント王に軍配が上がった。

 

リザルト

ジョナサン・ミランのコメント

とても特別な勝利だ。とてもタフな1日だった。一日中ハイペースだった。チームメイトは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。彼らを誇りに思う。

このような形でステージレースを終えることができて本当にうれしい。

最後のストレートでは、ソーレン・ヴァーレンショルトの遅いアタックにより、状況は非常にエキサイティングなものとなりましたね。

強力なアタックだった。しかし、シモーネ・コンソンニは素晴らしい仕事をした。

最終日、平均時速47kmというティレーノ〜アドリアティコ史上最速のステージでしたが。

これにはいくつかの理由がある。あの集団には強い選手がいたから。だから、自分たちのペースを守らなければならなかった。最後はもちろん、集団スプリントが控えていたから、ペースはとても速かった。

 

2位のアレクサンダー・クリストフのコメント

ジョナサン・ミランのステアリングを握っていたんだけど、走り出したいときに少し風が入ってしまったんだ。風の中でじっとしているより、今スタートしたほうがいいと思ったんだ。

Uno-X Mobilityは、ソーレン・ヴァーレンショルトの遅いアタックにより、最終1kmをリードしてスタートしましたね。

向かい風がもう少し弱ければ、うまくいったかもしれない……。僕たちは少し前に出すぎたんだ。だから彼を行かせたんだ。その後はちょっとしたカオスだった。

 

第7ステージ　リザルト

総合

ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント

トロフィーはとても嬉しい。このトロフィーは、自転車競技で獲得できる最も象徴的なトロフィーのひとつだ。ティレーノ～アドリアティコでの総合優勝は、私の最高の勝利のリストに入る。

ティレーノ〜アドリアティコ史上最速のステージでしたが。

ロードではトップグループを追いかけるレースだったので、集中力を保つことが重要だった。結局、今日もタフな1日になったが、ジャージを守り抜くことができた。

 

 

ポイント賞

山岳賞

新人賞