2024 ストラーデビアンケは、タデイ・ポガチャルの81kmの独走というアンビリーバブルな勝ち方となった。
距離が184kmから215kmに増えたことで、後半型の退屈なレースとなると思われたが、まったく別の形となってしまった。
前年優勝のトム・ピドコックは、残り19kmからアタック。しかし、表彰台にも届かず4位という成績に終わっている。
これについて、トム・ピドコックはどう思ったのだろうか?
集団から抜け出し
Finish line hugs 🤗@tompidcock #StradeBianche pic.twitter.com/7sUX6Xv3E5
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) March 2, 2024
INEOS Grenadiersは、タデイ・ポガチャルを取り戻すために、テイメン・アレンスマン、マグナス・シェフィールドと先頭を引き続けた。
だが、それでもタデイ・ポガチャルとの差が埋まることはなくなる。こうなると、もう表彰台を狙う動きしかなくなってしまう。
このについてトム・ピドコックは
タデイが攻撃する前でさえ、ガスはフルだった。彼が攻撃したとき、正直に言うと、我々はグルペットにいるように感じた。待ちすぎた。遅すぎた。
もう少し上手にプレーしていれば、そうしていただろう。正直言って言葉がない。
私はただ待っていて、他の全員が攻撃できるようにしていたと思う。彼らはたくさんジャンプしていた。しかし、私は遅すぎて残念だった。
だが、誰も残り80kmから攻撃するとは思っていなかったはず。タデイ・ポガチャル自身も、何故ここで攻撃したのかわからないというほどなのだから。
雹が降るほどの天候の中、サングラスでは前が見えなくなる中、逃げ続けたタデイ・ポガチャルには、誰もが脱帽だ。
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