6月12日から16日までベルギーで開催される第89回バロワーズ・ベルギーツアー(UCI EuropeTour 2.HC)で、19歳のレムコ・エヴェネプール(Decuninck-QuickStep)がプロ初優勝。
ハンマーシリーズではチーム戦ながら独走勝利してますが、ソロでの勝利は初めて。
そして、鎖骨骨折から復帰しているFumyこと別府史之も2017年以来、6度目の出場をしている。
バロワーズ・ベルギーツアー
ベルギーで行われる第89回バロワーズ・ベルギーツアー(UCI EuropeTour 2.HC)は5日間のステージレース。
Knokke-Heistでのスタート後、すぐ6人の逃げ集団形成。
なんと、そこにFumyの姿が~。逃げたメンバーは
しかし、Muur van Geraardsbergenに登った後に集団につかまった。
次に形成された逃げ集団は、丘陵地帯でのコースで20人の大きな集団。クイック・ステップは4人を送り込んだ。この集団には、ヴィクトール・カンペナールツ(Lotto Soudal)と、レムコの姿もあった。
レースの進行と共に、集団は絞り込まれフニッシュから10キロを残した地点でレムコはアタック!
これについていけたのは、アワーレコード保持者のヴィクトール・カンペナールツのみ。カンペナールツはタイムトラヤルは速いけれども、ロードレースで逃げが成功したこもなくチャンス到来だった。
しかし、右にカーブするところで後ろを走っていたカンペナールツが落車。
ゴールから6キロ地点でソロになる。そこからは、レムコお得意の独走でゴールまで駆け抜けた。
集団には42秒もの差をつけての堂々の勝利。後ろの集団の頭はチームメイトのファビオ・ヤコブセンが取りワン・ツー・フニッシュを決めた。
「先週コースを下見していて公園の様子はわかっていた。独走になってからは刻々と距離が減り一気にいけた。
これは私の最初のプロの勝利です。それは本当に多くを意味します。私がフィニッシュラインを横切ったとき、私は両親に会いました。とても嬉しい瞬間だった」
レースのスタート地点は、レムコの自宅から30キロほどの距離。つまり、ホームタウンで初勝利という最高の舞台を演出出来たのだ。もってますねえ~。
しかも、これで総合でも1位。そして、次のステージはレムコお得意のタイムトライヤル。
42秒のタイム差があれば、リードも守れるはず。
ステージ制覇の期待も出てきた。楽しみです。
Fumyは14分49秒遅れの103位で完走している。
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