2023ツール・ド・フランス総合5位となったINEOS Grenadiersのカルロス・ロドリゲス。
移籍ではなくINEOS Grenadiersと長期契約となった。まあ、テイオ・ゲイガンハート、パヴェル・シヴァコフを放出したのだから、グランドツアーで戦える総合ライダーを逃がすはずはない。
2027年まで長期契約
カルロス・ロドリゲスは18歳の時に、大学生ながらINEOS Grenadiersと契約。
カルロス・ロドリゲスは、アルベルト・コンタドールのユースチームKometa出身。
当時、スペインのプロトンではあまり知られていない選手で、10代で好成績を残し、当時最強のチームだったイネオスが4シーズン(2020年~2023年)の契約を獲得した。
2022年、カルロス・ロドリゲスは大爆発。2022年初戦のボルタ・ア・バレンシアナで総合3位。そして、イツリア・バスクカントリー第5ステージでプロ初勝利をあげる。
2022スペイン選手権ロードでも最後は独走で王者を勝ち取っている。
そして、初出場のツール・ド・フランスでも第14ステージで、アタックをかけて逃げ切ってグランツールでもステージ勝利を上げている。
ただ、このツールでは落車で血だらけになるなど、後半は厳しい走りとなった。
カルロス・ロドリゲスは、すでに国民的な知名度を得て、国際的な自転車競技のエリートの中に自分の居場所を作りつつある。
カルロス・ロドリゲスのコメント
彼らは僕を受け入れてくれ、歓迎され、大切にされていると感じさせてくれた。
これからの数年間、プロサイクリストとしてだけでなく、人間としても成長し続けたい。そして、より頻繁に良い結果を出し、プロトンのトップライダーたちに差をつけたい。
だからここは、私が成長し続け、素晴らしい結果を出すために最適な場所なんだ。
少年の頃からツール・ド・フランスに出たいと思っていて、テレビでレースを見ながら、いつかこのチームの一員になれるかもしれないとチームスカイを尊敬していた。
今年、ずっと憧れていたチームで初めてツールに出場できたことは、本当に特別なことだった。
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