2023 CROレース第1ステージ　あ～マテイ・モホリッチ

2018年までは、クロアチアツアーと呼ばれていたCROレース。CRO Race(2.1)

レース主催者はTopSport Events社で、6つのステージで構成され、クロアチア全土で1,000 km以上をカバーする。

 

過去の優勝者は

• 2022   マテイ・モホリッチ
  
• 2021   ステューブン・ウィリアムズ
• 2019   アダム・イェーツ
• 2018　カンスタンツィン・シウツォウ
• 2017　ヴィンチェンツォ・ニバリ
• 2016　 KVASINA Matija
• 2015　 PATERSKI Maciej
• 2007　 ROGINA Radoslav

 

第1ステージ  プリモシュテン～シニ　

 

第1ステージは登りはあるけれど、最後はスプリントとなりそうなコース。最初のリーダージャージはスプリンターがとりそうだ。

 

1. スプリントポイント　Sibinik
2. 2級山岳
3. 3級山岳
4. スプリントポイント　Split
5. 2級山岳　kil
6. スプリントポイント　slin

 

注目のライダーは

• Bahrain – Victorious　マテイ・モホリッチ、マテヴジュ・ゴヴェカル
• INEOS Grenadiers　イーサン・ヘイター、エリア・ヴィヴィアーニ、ジョシュア・ターリング、コナー・スフィフト、マグナス・シェフィールド
• Lidl – Trek　クイン・シモンズ
• Team dsm – firmenich　オスカー・オンリー、トビアス・ルンド・アンデルセン
• Team Jayco AlUla　エディ・ダンパー、ルーカス・ペストルベルガー
• EOLO-Kometa　エリック・フェッター
• Equipo Kern Pharma　ロジャー・アドリア
• Q36.5 Pro Cycling Team　カミル・マウッキ
• Uno-X Pro Cycling Team　アレクサンダー・クリストフ、トースタイン・トレーエン

 

スタート前

Bahrain Victoriousは、マテイ・モホリッチが連覇を狙う。

 

INEOS Grenadiersは誰をエースとするのかな。情報では、オーストラリア王者のルーク・プラップは移籍となるそうだ。

 

Lidl-Trekも誰がエースとなるだろう。

 

 

スタートにはBahrain Victoriousのマテイ・モホリッチが先頭に並ぶ。

 

ニュートラルスタート。

 

さあ、オフシャルスタート。

 

ファーストアタックが決まっている。

 

5人の逃げ

一人増えて5人となっている。

1. シモーネ・ベヴィラクア　EOLO-Kometa
2. ラウル・ガルシア　Equipo Kern Pharma
3. Michal Schuran(ATT Investments)
4. Edward Ravasi(Team Hrinkow Advarics)
5. Mateusz Grabis(Voster ATS Team)

 

スプリントポイント　Sibinik

スプリントポイント獲得順位は

1. Mateusz Grabis(Voster ATS Team)　5ポイント
2. シモーネ・ベヴィラクア　EOLO-Kometa　3ポイント
3. ロジャー・アドリア　Equipo Kern Pharma　1ポイント

 

残り82.9kmで2分51秒差。集団はTeam Jayco AlUlaとBahrain Victoriousが引いている。

 

INEOS Grenadiersのジョシュア・ターリングは、補給から復帰中。TTは世界最高峰に近いけれど、ロードはこれからだ。

 

Bahrain Victoriousのマテイ・モホリッチは、集団先頭付近で走っている。

 

残り67.3km。タイム差は2分1秒。走っているのは高速道路なのかな。

 

スプリントポイント　Split

先頭がスプリントポイントを通過。

 

今年はケガに泣かされているINEOS Grenadiersのイーサン・ヘイターはゴールを狙えるか。

 

残り56.7kmで2分39秒差。道路状況が良いのでタイム差はきっちりと管理されてくるはず。

 

2級山岳　kil

先頭は2人が先行。

 

しかし、また戻ってくる。

 

先頭は4人に減っている。Equipo Kern Pharmaのラウル・ガルシアは2024年からTeam Arkéa Samsicに移籍する。

 

先頭からちぎれたライダーが集団に吸収される。残り48.3kmで1分28秒差。

 

カメラが切り替わると先頭は3人に。2級山岳ポイント獲得順位は

1. シモーネ・ベヴィラクア　EOLO-Kometa 6ポイント
   
2. Michal Schuran(ATT Investments)　4ポイント
3. ラウル・ガルシア　Equipo Kern Pharma　2ポイント

 

先頭からちぎれたライダーが集団に吸収される。

 

残り24km。タイム差は1分27秒に。

 

Lidl-Trekのクイン・シモンズはツール・ド・フランスをリタイヤして以来のレース。今年は2勝をあげているけど、本人的には満足いくシーズンではないと。

 

スプリントポイント　slin

スプリントポイントを通過。獲得順位は

1. Michal Schuran(ATT Investments)　　5ポイント
2. ラウル・ガルシア　Equipo Kern Pharma　3ポイント
3. シモーネ・ベヴィラクア　EOLO-Kometa　1ポイント

 

狭い市街地を進んでいる。

 

集団が後ろに見えてきた。

 

残り20.3kmで先頭の3人は捕まった。

 

残り11.8km。各チームが横一線に。

 

INEOS Grenadiersの先頭はルーク・プラップが引いている。UAEツアーで総合2位になるほどの実力があるのにアシストではねえ～。契約を破棄して他チームに移籍する気持ちもわかる。

 

あっと先頭付近で落車。

 

数名が落車。Bahrain Victoriousのライダーが歩いているぞ。

 

あ～、なんとマテイ・モホリッチだ。

 

 

マテイ・モホリッチは、すぐに復帰。前でアシストが待っている。ゴールまでに追いつけるか。

 

残り3.6km。集団に最後尾が見えてきた。後ろには、落車したライダーが連なっている。

 

残り2.8km。マテイ・モホリッチは、豆粒くらいに小さく見えている。

 

あ～、これはマテイ・モホリッチは、追いつかない。チームメイトのフラン・ミホルジェビッチが引いている。

 

残り1.4kmでUno-X Pro Cycling Teamが先頭に。

 

残り1.1km。EOLO-Kometaも上がってくる。

 

先頭はCaja Rural – Seguros RGA。INEOS Grenadiersのエリア・ヴィヴィアーニがセットアップされている。

 

INEOS Grenadiersのコナー・スフィフトが先頭で曲がってきた。

 

エリア・ヴィヴィアーニがベストポジションだ。

 

コナー・スフィフトが抜群の引きを見せる。

 

最後のコーナーを抜けた。

 

コナー・スフィフトが肘を出してエリア・ヴィヴィアーニに合図。

 

エリア・ヴィヴィアーニがリードアウトから発射!

 

エリア・ヴィヴィアーニが先頭。Team dsm – firmenichのトビアス・ルンド・アンデルセンとTeam Jayco AlUlaのスチュワート・キャンベルが追い込んでくる。

 

 

だが、エリア・ヴィヴィアーニが速い!

 

エリア・ヴィヴィアーニが久々の勝利だ～!

なんと、エリア・ヴィヴィアーニは、昨年のCROレース第6ステージ以来の勝利となった。34歳のベテランスプリンターはまだ、健在だ。

明日は、リーダージャージを着ての出走となる。

 

優勝候補の連覇を狙うBahrain Victoriousのマテイ・モホリッチは48秒遅れてゴールとなってしまった。せめて3km以内だったら良かったのだけど。

 

リザルト

エリア・ヴィヴィアーニのコメント

シーズンを通してとても良い結果を残せたので、今回のステージ優勝はとてもホッとした。チームは最後の数キロで私のために完璧なリードアウトを準備してくれた。

私はできるだけ多くのステージで勝つためにここに来た、そしてマグナス・シェフィールドはチームの最後の総合勝利を目指して戦うだろう。

クロアチアに到着して以来、ここで見る天気と景色を考えると、チームも私も休暇をとっているような気分だ。

 

第1ステージリザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞