3Dプリントサドルと言えば高いというイメージがある。
Specializedは、3DプリンティングサドルをS-Works および Proモデルからエキスパートレベルまで少しずつ範囲を広げている。
今回のPower Expert With Mirrorは、3Dプリント技術を使用した他のサドルよりも入手しやすい価格となっている。
Power Expert with Mirror
この投稿をInstagramで見る
ミラーサドルは液体ポリマーの 3Dプリントを特徴としている。
「この革新的なプロセスにより、複雑なハニカム構造が形成され、フォームでは不可能な方法で材料の密度を無限に調整できるようになる。」とSpecializedは述べている。
FizikやSelle Italiaなどの他のブランドも 同様の技術を使用。Specializedのより高価なオプションとは異なり、Power Expert With Mirrorは特定の領域でのみ3Dテクノロジーを使用している。
Power Expert With Mirroは、座骨の快適さを特にターゲットにするために戦略的に配置されたミラー テクノロジー ティアドロップ インサートで構成されている。
サドルの残りの部分は、EVAフォームと4 方向ストレッチ カバーを通じてライダーをサポートし、ミラー格子に泥や汚れが付着するのを防いでいる。
Specializedによれば、このカバーと非常に耐久性のある中空チタンレールにより、グラベルバイクやマウンテンバイクのライダーにとって良い選択肢となるが、同様にロードをターゲットとしているという。
Specialized Power Expert With Mirror サドルは、さまざまな幅があり、サイズ130mmでは210g。
Power Expert With Mirror spec
- 軽量で耐久性に優れた中空Tiレール。
- 3D プリントされたインサートを囲むサポート力と軽量の PU フォーム。
- サイズ 130mm / 重量 210g
- サイズ 143mm / 重量 214g
- サイズ 155mm / 重量 225g
- サイズ 168mm / 重量 227g
- 価格 : £160.00(約29,000円)
Soudal – Quick Stepのイーサン・バーノンが使用
Soudal – Quick Stepのイーサン・バーノンが、2023ツール・ド・ロマンディ第1ステージで使用して、勝利している。
イーサン・バーノンのコメントは
「使ってみて本当に良かった。座骨のあるミラーテクノロジーのおかげで、本当に快適な乗り心地だ。
以前は、S-Works Power RominとPower Pro Mirrorを使っていたが、このPower Expert With Mirrorは、二つの組み合わせだと言ってもいい。
とても気に入っているカットアウトと、座骨にあるMirrorテクノロジーだ。このサドルを選ぶのは簡単だった。」
コメント