Trek-Segafredoは、5月11日土曜日にボローニャで始まり、6月2日日曜日にヴェローナで終わる第102回Giro d’Italiaのラインナップを発表しました。
バウケ・モレマは直前のラ・フレッシュ・ワロンヌでは6位と良いコンデションを見せており、チームをリードします。
バウケ・モレマ
Trek-Segafredo ジロ出場メンバー
- マッテオ・モスケッティ(Matteo Moschetti)スプリンター23歳
- ミヒャエル・ゴグル(Michael Gogl)ルーラー26歳
- 二コラ・コンチ(Nicola Conci)クライマー22歳
- ジュリオ・チッコーネ(Giulio Ciccone)クライマー25歳
- ジャルカ・ブランピッラ(Gianluca Brambilla)パンチャー32歳
- バウケ・モレマ(Bauke Mollema)クライマー33歳
- マイケル・イリサル(Markel Irizar)ルーラー39歳
- ウィル・クラーク(Will Clarke)TTスペシャリスト34歳
バウケ・モレマは2017年のジロ・デ・イタリアでは総合7位を獲得しています。2010年には12位。
オランダのクライマーは、
「私の3回目のGiroを楽しみにしています。私の準備はうまくいっています。
そして私を助けてくれるメンバーは、とても強力だと確信しています」
チームには、リッチー・ポートが加入しており、モレマはツール・ド・フランスではリッチー・ポートのアシストに回ります。
私の中では、どうもバウケ・モレマは頑張ってはいるんですが、2位が多い印象。
昨年のブエルタでも、山岳賞を狙って頑張ってアタックを連発していたんですけどねえ~。
このチームには、ジャルカ・ブランピッラとジュリオ・チッコーネの2人のジロステージ優勝者も含まれています。どちらも2016年のジロでそれぞれ優勝しています。
ジャルカ・ブランピッラは、昨年のジロではトレックチームのリーダーとして走ってます。2018年にトレックに移籍してくるまで、クイックステップで5年走ってました。
ワンデイレースも得意ですが、2016年のジロでは第8ステージで得意な未舗装路の急こう配で独走を開始。見事キャリア最大の勝利を収め、本人も想定していなかったマリアローザも着用している。
2016ジロ・デ・イタリア第10ステージでは山頂ゴールで独走。プロ1年目でグランツール初勝利を飾った。この時は21歳。
当時は、イタリアのプロコンチネンタルのBardiani-CSFで走っていた。
今シーズンからワールドツアーチームに昇格。今年はツール・デュ・オー・ヴァルの第2ステージで優勝している。
また、パリ~ニースの第4ステージでは3位となっている。
2人のイタリア人は、同胞の二コラ・コンチとオーストリアのミヒャエル・ゴグルと共に、再びステージに挑戦する機会を得るかもしれません。ですが、彼らの主な役割は、総合でモレマを助けることです。
「目標は、モレマで総合トップ5。
次にステージを勝ち取ることです。ジャルカ・ブランピッラ、ジュリオ・チッコーネ、二コラ・コンチ、ミヒャエル・ゴグルらは、アシストをしている時でも、チャンスがあればステージを狙ってもらう。
なんとしても、頑張って目に見える活躍をしてもらうよ」
とTrek-SegafredoのディレクターKim Andersenは説明しました。
マイケル・イリサルとウィル・クラークは、必要に応じてチームの前に立って、平坦ステージでエースのアシストを行います。
彼らルーラーがハードワークを行い、チームをまとめる役目も担うことになりそうです。
一方、22歳のマッテオ・モスケッティがチームの唯一のスプリンターになります。
スプリント列車がなくても、3週間のレースで可能な限り上位を狙います。
マッテオ・モスケッティには、スプリントトレインはありません。それは結果を得ることが困難であることを意味します。チームは彼に圧力はかけないようです。自力でスプリントにからまないといけないので大変です。
まあ、22歳には見えないので大丈夫か(^-^;
ここの所、グランツールでも総合には絡まなくなってしまったトレック。ジロでどこまで上位に食い込んでくれるのでしょうか?
チームとしての存在感を示してほしいですね。
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